先日から、幻冬舎の箕輪氏のSNS投稿がもとで

ほりえもんさん、ゆたぽんさんに加えて

メンタリストDaigoさんも登場して

義務教育についての話に沸いている。

 

スポニチアネックス

 

義務教育とは・・

 

ゆたぽんさんは

「教育は親の義務で子供は学校に行く権利はあるけど

 義務はありません」と主張していて、また、

「楽しければ学校に行ってもいいんじゃない?」

 

最近、世の中全体が学校に行くのが苦痛であれば

無理に通わなくても良い流れになってきている。

けど、小学校6年間と中学校3年間は義務教育なので、

9年間は、国から全ての子供が教育を受けることを

義務づけられているし、憲法でも定められている。

 

識字率の話になるけれども、、

私が幼少時代に、大正生まれの祖母から聞いた話で

日本国民の識字率が低かったそうで、7割ぐらいは

大人になっても新聞を読めなかったと話していた。

 

いつの時代の話なんだろう・・? 

明治・大正・昭和初期の戦前頃?

 

確かに、、、

大日本帝国時代の出版物は難解で読みにくいので、

識字率が低かったのは理解できる。

 

(昔の旧漢字や旧字体は難しいので、今の私が

 昭和30年代以前から明治時代の出版書物を読むと

 頭の中で現代口語に変換しながら読まないと

 分かりづらくて、勉強していても不慣れなので、

 理解するのにかなり時間がかかる)

 

 

文盲が多かった理由は、、

一般家庭は子沢山の家が多かったので、

学校に通うより家事や農作業を手伝うことが優先で

女の子は成長すると、親が農作業に出かける間に

家事労働や年下の弟妹の世話をするのが仕事で

中学を卒業する年齢になると、口減らしに奉公に

出されるため、学校に行く暇がなかったという。

 

そんなことだから、、、

大人になると、ひらがなぐらいは読めても

漢字がわからず、新聞や雑誌など活字が

まったく読めないので、働き先も限られてしまう。

 

結局、女子は口減らしで、親同士で決めた相手の家に

嫁入りするしかなくて、嫁ぎ先で待ち受けていたのは

出産、家事労働とボケた年寄りの世話という話で、

女の子は、生まれた時から家事労働しかないような

人生が待ち受けていたのだと聞かされた。

 

親や祖母から、

「今のあんたの時代は、

 当たり前に高校に進学して学べるんだから

 義務教育はありがたいことだよ」と言われた。

 

昭和初期・大正生まれの親世代にとっての

教育とは、、、家事労働からの解放であり、

女性も自由に社会進出できる希望につながる

未来への期待だったと感じる。

 

 

ヒマワリ       ヒマワリ        ヒマワリ

 

 

今、「苦痛だったら学校なんて行かなくていいよ」

という時代で、論点が楽しいか楽しくないかだけど

私は、それについては少し違う考え方を持っている。

 

「学べることの幸せ」から始まっている教育で、

学ぶべき時期に学ばなかったらどうなるかといえば、、

やっぱり、就職先の選択肢が狭くなると思う。

 

教育を受けているあいだに、自分の将来の方向性を

考える機会が与えられるので、自分の得意分野を探して

主要な科目に限らず、図工や音楽、体育でもいいし、

技術家庭や部活、給食が好きというのも良いと思う。

 

何か興味の持てることが将来の夢につながっていくので

なぜ義務教育があるのか原点に戻って考えてみると・・

 

やっぱり時代が移り変わっても、

先生や親のために通うのではなくて、

自分の未来の人生設計ために教育があると思う。

 

今、学校に限らず、どこでも勉強できる時代だから

不登校もありということなのかわからないけど、

教育を受けない人が増えると、発言力を持たない

主張のできない人が増加して、また昔のような

封建的な社会に戻りそうだ。

 

 

 

 

 

朝に思うこと

 

 

 

 

 

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