SMILE-UP.社のBBCへの抗議文書が話題になっている。
私の見解だけれども・・・
結論からいえば、SMILE-UP.社の戦略が悪かった。
東山氏が言葉足らずなことはわかっていることで、
このような結果を招くことは予測がついた。
専門家まとめ
BBCへの抗議文書
旧ジャニーズ事務所の謝罪会見でも東山氏の語る場面で
少年隊に在籍していた当時ご自身も後輩苛めをしていた
のではないかと問われる場面があったけれども、
しどろもどろになったり、言い換えたりしたために
過去の会見でも誤解を招いたりして騒動になってきた。
東山氏はタレントであり、長く俳優を務めてきた人で
台本があれば、その通りに振る舞う事はできるだろう
けれども、やはり、その場の状況に合わせて対応して
言葉を選びながら切り返すほど柔軟性があるようには
みえないので、こういった場所で喋らせてしまった
会社側に大きな責任があるし、逆風を受け入れる
覚悟があってBBCの取材を受けたものと思っていた。
誤解されたくないなら、SMILE-UP.社が
東山紀之氏を矢面に立たせて、
BBCの取材を受けさせた戦略が失敗だった。
私も、その文言が一行抜けたからといって、
大筋はわかるように伝わってきたので、
話の流れにそれほど大きな違いはないし、
「切り取られた」というほど大袈裟でもなかった。
それに、人の耳はいい加減なもので、
一行抜けても印象に残る話しか脳に記憶されない。
そして、芸能界の考え方が世間一般社会とは
解離がある事がはっきりしただけかもしれない。
私は、この抗議文書から感じたことは、
SMILE-UP.社はどういう立場で取材を受けたのか、
あまりわかっていなかったのだな~ということ。
東山氏の言語能力では、その対応が精一杯だったと
思うし、SMILE-UP.は、世間一般とは常識の尺度が
違うのだろうというのを感じたので、被害者の方々を
心底理解するのが難しいのではないのかなと思った。
この抗議文書が、藤島ジュリー景子代表取締の考えで
出されたものだったら、ご自身が取材を受けて
きちんと話をしたほうが良かったのではないかと思う。