北ウィング-JAZZ-
ジプシー・クイーン -JAZZ-
BLONDE -JAZZ-
今、この時代に成熟した中森明菜さんの
北ウィングなどの歌を聴いてみると、
1980年代の20歳直前で歌っていた頃は
精一杯に背伸びして大人の女性を表現して
いたのかなと思える。
歌詞の登場人物の主人公を演じきろうと、
主観的な感情で恋を追いかけるような
せつない唄いっぷりだった。
あれから40年が経って、音楽そのものは
色褪せることがなく、憂いがあって
今の時代に聴いても美しい旋律で、
明菜さんの歌が、昔の恋人を振り返りながら
あの時は、必死だったな~と歌っているように
聴こえてきて、年月をかけてしたためてきた歌で
中森明菜さんの代表曲として、本当に
大切にしてきたのを感じた。
1曲を長く歌い続ける、大切にして表現を続ける
というのは、本当に大切なことだなと思った。