前編8 2024.4.1

後編8 2024.4.1

 

尾崎繁美さんのお引越し回数には驚いた。

尾崎豊さんとの思い出を整理するという話で、

昔は今のような通信手段ではなかったので、

手紙や交換日記という手段があったな~と

思い出した。

 

昭和時代は、家の電話、公衆電話、そして

手紙や交換日記に書いて気持ちを伝える

恋愛時代を過ごされたのだなと微笑ましく思った。

 

紙に書いたことは、ある程度記憶に残るけれども、

今、PCやスマホなどデータ管理が主流なので、

あっという間に『削除』できてしまい、

長い時間、記憶に留めることも減った気がする。

 

そういえば、PCを使い始めた頃からの、、、

2000年以降の記憶が希薄で、あまり思い出がない。

 

日記は時間が経つと読み返すのが恥ずかしくなり

残しておきたくないなと処分した覚えがある。

更に長い時間が経過して、昔の自分がどんなことを

考えていたのかを、ふと思い出したくなると、

1冊ぐらい残しておいても良かったと思うことがある。

 

私は、亡き母の日記を大切に保管しているけれど

全部を丁寧に読んだことがない。

適当にページを開くと、

母の生きていた頃の匂いがして

母の筆跡を眺めているだけで、

生前の母の声が思い出されて、

口癖が浮かぶから、それを宝物にしていて

心のどこかで母の魂と会話している気持ちになる。

 

繁美さんは、できるだけご子息には負担を

かけないようにしておきたいと書かれてあり、

先の事も色々と考えておられるのだなと思った。

 

いろいろな考え方があるとは思うけれども、

お子さんがルーツを辿り自分探しをした時に、

繁美さんと豊さんの愛情が目に見えるような形で

何かを残すことは意味があるように思った。

 

 

ヒマワリ         ヒマワリ       ヒマワリ

 

 

尾崎繁美さんが、尾崎豊さんの遺品19箱の中身を

全て開けて確認するのに長い時間がかかったことが

出ていた。そのなかで、盗難に遭ったノート以外の

保管されていたノートは、尾崎豊さんが曲や小説を

書き溜めていたものだそうで、それが2012年4月

『NOTES 僕を知らない僕』。新潮社から出版された。

これは関心があるので読んでみたくなった。

 

 

 

 

 

前編6 2024.1.31

後編6 2024.1.31

 

前編5 2023.12.25

後編5 2023.12.25

 

 

<番外編・尾崎豊生誕58年に寄せて>

 前編 2023.11.29

後編 2023.11.29

 

前編4 2023.10.31

後編4 2023.10.31

 

前編3 2023.9.30

後編3 2023.9.30

 

前編2 2023.8.24

後編2 2023.8.24

 

前編1 2023.7.24

後編1 2023.7.24