26日発生した愛媛地震のメカニズムについての解説
フィリピン海プレート内で起きた地震で、スラブ内地震という。
今回は、南海トラフや中高構造線とは関係ない場所で発生したもの
2月27日blog~
新たにわかったことから、
愛媛南予の地震が南海トラフの前兆現象になるという動画解説
産経新聞
今日、2024年2月26日15時24分頃
愛媛南予で地下50km
M5.1震度4の地震が発生した。
解説動画では、図解でプレートや断層について
どのようにズレ動いて地震が起きたかを
詳しく説明していた。
沈み込むフィリピン海プレートの内部で発生した地震で
フィリピン海プレート内部で発生する地震のことを
「スラブ内地震」という
この地震のメカニズムは、それぞれのプレートが
外側に引っ張られることによってズレ動く
正断層型の地震である。
5日前の2月21日にも、この場所でM3.9震度3の
地震が起きたのが前兆であった可能性がある。
今後も余震が発生する可能性があり、
また、強い地震が起きる場所であるので
注意が必要という。
今回の地震は、南海トラフや中央構造線とは
直接的には関係ない場所で起きた。
南海トラフ地震は、、、
フィリピンプレートとユーラシアプレートの境界で
起きる地震を指す。
中央構造線自身は、、、
ユーラシアプレート内部で起きる地震を指す。
今回の地震は、
フィリピン海フレート内部で発生しているので
いずれの地震とも直接的には関係ない。
しかし、中高構造線は、愛媛県区間が最も危ないと
考えられており、今後30年以内に大地震の発生確率は
12%と高い確率が出ている。
また、南海トラフ地震は、M8巨大地震が30年以内に
80%の確率があると言われている。