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更年期障害って、全く気にしたことがなかった。
ホットフラッシュはあったと思う。
生徒さんが「先生、顔が真っ赤で湯気が出てる!」
と心配してくれて、仕事が終わってから、
身体を拭いて、ついでに乾布摩擦もして
風邪を引かないように着替えての繰り返しで、
汗をかくと運動したかのような爽快感で
今でもたまに出るけど、いい汗かいたな~!
ぐらいにしか思っていない。
頭の芯がカ~っと熱くなるのが、結構、おもしろい。
月に何回か、鍼灸先生にメンテナンスしてもらい
免疫力がついていると不調な日が訪れなくて、
思い返せば、閉経前のほうがずっと体調悪くて
子宮内膜症のおかげで絶不調な日が多かった。
卵巣嚢腫も7㎝位ありチョコレート嚢胞と
診断だったと思うけど、手術を言われていたのに
それもいつの間にかなくなっていた。
誤診だったのか、消えたのかはわからない。
案外、生理痛の酷かった人が閉経すると
その辛さから解放されて楽になるのかな~と思う。
それから、更年期障害と食生活は関係あるかも?!
私は、多分、刑務所暮らしの人達よりも質素で
粗食に慣れていて、ご馳走を知らない。
その質素な食事が身体に合っていて、
ずっと体調がいいような気がする。
ケーキなどのスイーツを食べると
腹痛やら吐き気に苦しむことになるので、
いっさい口にしないんだけれども、、
体調が悪くなる原因を知って、
それを排除することで、
あまり体調不良に悩まされずにすむ。
家族も、健康診断などしても今のところは
三大疾病に引っかかったことがない。
外食もしないし、嗜好品などもあまり口にせず
贅沢な物をまったく食べないからだと思う。
そのおかげで、糖質や食事制限などの必要もないので
贅沢に興味を持たず、淡々と鈍感に暮らすのが大事と
思っているところがある。
今、家族が1か月ほどの長期入院をしていて
家で一人で過ごすことになり、
周囲の方々は「大変だね、だいじょうぶ?」と
心配して下さって、自分でもどうなるんだろう?と
全く想像がつかなかったけれども、、、
ひとつ、気づいたことがあった。
一人で過ごすって、こんなにラクなのか、、
テリトリーが侵されないので、イライラしない。
邪魔が入らないし、余計なことをされない。
全て自分の采配で、自分のペースでなんでもできる。
いつも、相手の言葉に縛られていたな~と
自分では、何もできないと思い込んできたし、、
けれども、案外、一人で何でもやらなければならないと
追い込まれた方がラクなのだと気づいた。
知らず知らずに暗示にかかっていて、、、
「自分は何もできない」と思い込んでいただけで、
やろうとしていなかったことが沢山あった。
人の言葉に惑わされないって大事だな~
一番大事なことは鈍感力!
自分のペースで何でもやれてしまう気楽さ!
結構、味を占めて、
一人の気楽さは心地が良いことを知った。
「何かあったらどうしよう~」
という不安が頭の中を支配し始めると、
不安のカタマリになってしまいそうだけど、、
そんな時は、「まったく問題ない!!」
とつぶやく。
近い所に、
だいじょうぶ!
助けてくれる人が大勢いるんだから!
と思うと、安心できる。
遠くの身内よりも、近くの他人で、
助け合いの精神を持ちながら、
自分に対しては柔軟に構えて
鈍感力を高めると
わりと不安がないと知った。
長く生きてきた分だけ
それなりに知恵を身に着けたらしい。
今、体調にまったく問題がないから
そう思えるのかな~。
健康であることが何よりだけど、しばらく
免疫力を高めるメンテナンスをしているおかげで
健康不安がないことも、大きな安心材料になっている。