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「脚本家よりも、現役のプロデューサーに

 取材するといいですよ」と脚本家の言葉から

脚本家の仕事は、ドラマ内容の構成などは

いっさい任されていないのかなと感じた。

 

この一言の言葉が何を著わしているのかを

想像してみた。

 

ドラマ制作者、

ドラマ演出者、監督、

キャストを集める人

芸能プロダクションの関係者、

俳優にもスポンサーがついており

大勢の企業や人が携わっている。

 

ドラマ作品の目的がどこにあるのかを考えると、

俳優のイメージ戦略だったり、視聴率をあげて

CM商品の売り上げを伸ばしたりと、、

視聴者が内容を楽しむこと以前に、制作側は

様々な物の売り上げを伸ばす目的のために

番組ありきなので、そこでは漫画の原作の

忠実性は問題にしていない。

 

俳優を含めた商品の好感度アップだったり、

売り上げのために、人気漫画のタイトルを

拝借したいだけであり、そのために

漫画が利用されるということなのかなと思った。

 

 

ドラマのプロデューサーは、あちこちの場所で

芸能事務所やドラマ関係者らから色々と要望を聞き、

出演を取り付けるために都合の良いように采配し、

原作は深読みせずに、登場人物をどう脚色するかを

検討して、ドラマに合う筋書きができあがったうえで

ドラマ制作者は脚本家に発注をかける。

 

ドラマ制作者が、あらかじめ盛り込んだストーリーを

脚本家は、俳優たちが具体的に演じられるように

きめ細やかなセリフを作成しているにすぎず、

元の原作本に忠実なストーリーではなく、

ドラマ制作者側の原稿から依頼を受けるために

脚本家は、漫画原作者のストーリーを

描くことができない。。。

 

脚本家に渡る前の段階で、ドラマ制作者は

原作本をより都合の良いものにアレンジした内容の

原稿をゴーストライターにでも作らせているんだろうか、、?

私の憶測だけど・・

 

 

脚本家の立場は、台本(セリフ)作成者にすぎない

ということかなと思った。

 

 

原作者と脚本家が話をすり合わせることがあれば、

制作者にとっては、様々な配慮ができなくなるので、

距離を置いてもらうしかない。

 

様々なしがらみのなかで、ドラマが作られるので

原作漫画からは逸脱した作品に展開していく、、

 

それなら、原作漫画を使わずに、

オリジナルでドラマを作り上げるというところに

戻った方が良さそうだけれども、そこにまた

出版社も絡んで億単位を稼ごうという人達によって、

漫画原作者が食い物にされてしまっているんだろう。

 

野木氏の一言から、なんとなくだけれども

現場ではそういうことが起きているのかなと想像した。

 

脚本家が厳しい目を向けられがちだけれども

組織の中で与えられた役割を果たすしかできず

身動きできない立場にあるのを感じた。

 

欲深い人達のエゴの支配によって、

その犠牲になる人もまた出てくる。

 


 

 

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