緊急声明の文字が細かすぎることと、
難しい内容でわかりにくいけれども、
飛行機事故調査について、
運輸安全委員会による事故調査が
正確に行われるべきであるのに、
日本は警察が事故原因を特定することは、
国際民間航空条約が求めているものとは
違っている。
警察の事故調査は犯罪捜査であり、
航空機事故原因の究明には至らないので、
刑事捜査が優先されるべきではないと
いうような内容の声明が出された。
一般的な、自動車などによる死亡事故などと
同列に考えてはいけないという内容のようで
大きな事故にはなったけれども、
航空機事故の場合、誰による過失があったかを
探るものではなく、システム上のどこに問題があり
事故につながったのか、原因解明をすることが
優先であると訴えている。
報道に情報が洩れていることも
プライバシーが守られず、
正しく原因究明される前に、
誤った情報が先行してしまい
拡散されることを危惧していることが
わかったし、その通りだと思う。
ただ、JFASの声明はごもっともな話だけれども
日本の警察組織が「わかりました」と捜査から
撤退することはできるものなのかなと思った。
この航空機事故の情報は、早々と様々情報が出てきて
それぞれの組織が、どこに責任があるかについて、
露骨にけん制しあう様子もわかりやすいように感じた。
