赤ずきん(Little Red Riding Hood)
赤ずきんちゃん
NEWSポストセブン
ススキノ頭部切断事件は猟奇的で不気味な事件で、
今年一番記憶に残った。
この事件
童話の赤ずきんちゃんと狼の話を思い出した。
童話の赤ずきんちゃんは、オオカミに食べられてしまい
通りがかった狩人に、赤ずきんちゃんとおばあさんが
助け出されると、居眠りしているオオカミのおなかに
沢山の石を詰め込んで、山に逃がしたとさ。
めでたし、めでたし・・・
日本の童話はオオカミを助けるけれども、
海外の童話は、赤ずきんはオオカミに食べられる前に
助けられ、オオカミを釜で焼いて食べるのかな?
いろいろある。
ススキノ頭部切断事件版赤ずきんちゃんの場合
赤ずきんちゃんは、女に化けたオオカミに
虐められて食べられそうになりましたが、
手錠をかけてオオカミの頭を切り落としました。
そして、オオカミの頭を戦利品として持ち帰ると、
それをみんなで眺めました。
最後に、オオカミを山に捨てて動物の餌にして
クマに食べてもらいましたとさ
めでたしめでたし・・・
クマに食べてもらえばオオカミは跡形もなくなり
完全犯罪になると思ったという。
山に捨てて、クマのエサになる前に
逮捕されたので、めでたしとはならなかった。
赤ずきんちゃんに登場するオオカミは獣だけども
ススキノの事件は、オオカミような人間の話で
人間を獣程度にしか見ていない家族が引き起こした
事件だったと思う。
こういった事件の被害に遭った場合
警察に被害届を出せば良いものを、
なんで、家族で殺害計画を練るのかなと、、
そこがまったく理解できないところで、
実行した娘に責任能力ないという判決が
くだるのは、ちょっと腑に落ちない。