小学校のこの状態を見れば、おばあさんがこの門を

くぐって入り込むのは想像がつきそうなものなのに、

警察からは、学校に入り込むはずがないと言われたし

捜そうともしなかった。 警察の職務怠慢だ。

 

24時間開きっぱなしの小学校の正門と奥正面が

体育館で、おばあさんが見つかった場所

自宅から100mも離れていない所で発見された。

 

24時間開きっぱなしの小学校の裏門

体育館の屋根が見える。

 

最近、お隣のおばあさんが徘徊で夕方から翌日昼頃まで

行方不明になり、必死に捜した日があった。

 

お年寄りは体力がないので、一刻を争うと思って

早く見つけてあげたい一心だったので、

私も当日の夜遅くまでと、翌日朝から

ずっと家の周辺を捜しまわっていた。

 

警察や警察犬の出動は全くアテにならないもので、

発見された場所は、小学校の体育館の隅だった。

誤ってプールに落ちていないか心配していたので

生きてて下さって良かった。

 

小学校の先生や子供さん達が発見して通報して下さり

おばあさんは助け出された時に、低体温症で倒れており

足が骨折して動けなくなっていた。

 

あと一日発見が遅れたら脱水などもあって

亡くなられていたかもしれなかった。

 

 

 

 ヒマワリ        ヒマワリ        ヒマワリ

 

行方不明になる直前、、

ご家族は、おばあさんの徘徊がいつもより長いのは

私の家に遊びに来ていると思い込んでいたという。

「来てませんか?」とインターホン越しに尋ねられて

「今日は姿を見ていないですよ」と話したところから

近所を探しても見つからず、外出後40分以上経過して

警察に通報する事態になった。

 

認知症の高齢者の徘徊は、普段よりも少しでも時間が

長く感じる時は、もう家に帰れないということなので、

すぐに警察に通報して捜さないと手遅れになることが

あるかもしれない。

 

 

警察に通報すると、すぐに二人の警官がやってきて

対応するのは良いけども、若い警官で要領を得ない。

 

夕方、私はおばあさんを探しに行こうと外に出ると

ムキー「ここで何をしているんだ?あんたの家はどこ?」

と若い警官に尋ねられた。

 

真顔「おまわりさんの目の前に見えるのが私の家で、

  今から、おばあさんを捜しに行ってくるんです」

と話すと、

 

ムキー「はぁ?どこに捜しにいくつもりなの?」

  と聞かれたので、即座に

 

真顔「そこの小学校の中にいると思うから捜してくる」

 と返答した。

 

ムキー「小学校なんか入れるわけないじゃないか!」

 

真顔「ううん、あの小学校は入れるから!」

 

ムキー「校門が開いてるはずないし、どこから入るんだ?

  入れるわけないじゃないか!」

 

真顔「だから、あの小学校はいつも正門も裏門も

   いつも開きっぱなしなので、

   誰でも自由に行き来ができるのだから、

   小学校の中に入れるんですよ、

 

  それに、このあいだだって、

  おばあさん、小学校の職員室に入ったので

  小学校の先生に家まで送ってもらったんですよ」

 

ムキー「こんな遅くなって小学校に行くわけがない、 

   そんなのはあり得ない」

 

真顔「私は、あの小学校に入り込んでいると思うので、

   捜してきますけど、いるはずがないと、

   思い込まないほうがいいですよ」

 

と忠告した。

 

捜しに行く前に、おばあさんの娘さんにも

真顔「おかあさんは小学校のどこかにいると思うので

   あの小学校に入って捜してきます」

 

と話して出かけたら、娘さんも小学校の

体育館周辺で名前を呼びかけながら捜した。

それでも、その時は見つけだせなかったのが

娘さんと私にとって悔しい気持ちが残っている。

 

小学校の中に警察犬を入れてくれていれば、

すぐに見つけられたのに・・・

 

ヒマワリ         ヒマワリ         ヒマワリ

 

いよいよ、警察が警察犬を出動させて捜すというので

私たちは、その日のうちに見つかると期待したのに、、

 

警察犬を連れて歩く警察官や関係者数名を見た。

それも小学校の10歩ほど手前の道路に立っていた。

小学校に行くはずがないと、警察犬を手前に引き寄せて

そちらに行かないように誘導したのではないかと思う。

 

その場所から、あと10歩小学校に向かって歩けば

正門が開いているのもわかるし、小学校に入れた。

ところが、警察犬は何度も小学校近くまで来ているのに

警察官が小学校に入らなかったために、おばあさんの

発見は15時間以上も遅れた。

 

私は、あの小学校は24時間常に門が開きっぱなしと

きちんと説明をしたので、警察官は知らなかったでは

済まされないし、実際に警官自身の目で確認すれば

小学校の門が開きっぱなしは確認できた。

 

警察は警察犬を連れて、

小学校の目の前まで行っていながら

そこから引き返しているので、なんでだろうか?

 

そこで警察犬と小学校の門をくぐって入っていれば、

間違いなく、その時間におばあさんを発見できた。

警察がそこに行こうとしなかったのが発見が遅れた

原因だった。


 

偶然、翌日が月曜で小学校に子供達の登校日だったので

おばあさんが体育館の隅で倒れているのを発見された

けれど、もし休校日だったら誰も気づくことができず

発見が遅れて亡くなっていたと思う。

 

結局、警察は捜すポーズはしてくれるけれども

本気で捜す気はないというのを知った。

 

ヒマワリ         ヒマワリ           ヒマワリ


 

生きて見つかろうが、死んで見つかろうが

警察は行方不明の人が見つかれば良いのであって、

人命救助を無視しているところが腹立たしい。

 

人間がいなくなるのは、遺失物とはわけが違う。

でも、彼らにはそういう考え方しかできない。

 

だいたい、、

警察官て、法を犯す者は犯罪者と認識しているので、

小学校の関係者以外が小学校に入るのは不審者だから

認知症の年寄りが、そんな場所に入り込むはずがない

と思い込んでいて、認知症がどういうものかを

まったく理解していない。

 

そういう脳みその堅い融通の利かない者たちが

認知症の徘徊者を捜し出すことなど不可能に近いのだ。

 

本当に生きているうちに捜し出す気があるならば、

行くはずのない場所、あり得ない場所にいることも

全て考えるだろうと思う。

 

春日井署の警察官は、介護関係者から講習を受けて、

認知症の徘徊がどういうものかを学んだほうがいい。

認知症の高齢者に社会のルールは通用しないし、

行くはずがない、あり得ない、するはずがない、

それを全て行うのが認知症という病気である。

 

春日井市で認知症の高齢者が行方不明になると、

生きて見つけてもらえるケースが少ないかもしれない。

警察官は、全く捜す気がないのでアテにできない。

 


 

ここだけの愚痴

 

 

 

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