喜多川氏の「特別音楽文化賞」が取り消された
という報道は、あまり目立たない記事だけど
重い内容だなと感じながら読んだ。
サンスポ
日本作曲家協会からジャニー喜多川氏に贈呈された
「特別音楽文化賞」を取り消された。
これまで日本レコード大賞の審査が圧力・忖度の中で
功労者を祀りあげて賞受賞者を決定していたという
ことを認めたことになるのかなと思った。
確かに、、
過去に実力ではないところで受賞なさる
歌手の方はいたように思うし、、
ジャニーズ事務所の関わるヒット作品が、業界の
忖度や圧力のなかで生み出してきたという背景があり
それを考慮して審査に入れてきたのを認めたのだろうし
その賞を喜多川氏は取り消されたことになるので
喜多川氏の関わった音楽は評価しないという話にも
つながるのかなと思った。
喜多川氏の性加害とジャニーズ事務所の青少年たちに
歌わせてきた作品は表裏一体なので、たとえ
ヒット曲が良い作品であっても、喜多川氏の犯罪とは
切り離せないところが苦しい部分と感じる。
喜多川氏の賞取り消しは、業界内でそれがあったのを
認めて取り消したと理解したので、とても大きなこと
と認識した。
日本の歌謡史のなかで、本来は作詞作曲において
素晴らしい貢献があったり、優れた歌唱力があっても
こういった圧力や忖度の影にかくれてしまって、
その評価が見落とされてきた人がいたら残念なことだ。