松田優作
10月に入ってBS12(トゥエルビ)で、
松田優作主演映画やドラマが立て続けに
放送されていて凄いなと思ったら
松田優作デビュー50周年企画と知った。
1970年代、80年代の世相だろうけれども
銀行強盗や人質事件などが多発した時代だった。
ハリウッドも派手なパニックやギャング映画等
アクションものが増えてきた時代だったと思う。
その時代に合った俳優松田優作の誕生によって、
任侠映画とも違った、ハードボイルドタッチの
拳銃を扱うアクション娯楽邦画が成功したと思う。
松田優作出演作品は、映画でもドラマでも
わりとクラシック音楽作品がBGMに多用されていて
ハードタッチなアクション部分と対比するように
心を落ち着かせるようクラシック音楽を聴くような
静寂な場面で音楽が効果的に使われていることがある。
血も涙もないような殺人鬼の顔を持ちながら
クラシック音楽を愛好する青年の顔を併せ持ち
狂気の男をエキセントリックに演じている。
海外で生き地獄を体験した男が日本に帰国後、
精神が崩壊してしまい地獄に堕ちていく様を
描いていた。
脇役に登場する鹿賀丈史もカッコ良かった。
映画に使われたBGM
ショスタコービチ:交響曲5番Op47
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調K467-2
アルビノーニ:アダージョ
ショパン:ピアノ協奏曲第1番
野獣死すべしのテーマ
静寂の中に狂気が潜む
演奏会でショパンのピアノ協奏曲第1番
脇役の鹿賀丈史
電車の窓に映り込む犯人の姿が怖い
ショスタコービチ:交響曲5番Op47
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調K467-2
アルビノーニ:アダージョ
ショパン:ピアノ協奏曲第1番
野獣死すべし トランペット
野獣死すべし「青春は屍を越えて」