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井上陽水さんは、今75歳だそうで、
私の亡くなった父と近い年齢だな~と
75歳頃の父のことが思い浮かんだけど、
73歳を過ぎた頃から、急に老化が目立ち始めて
身体が小さく見えて弱弱しくなったのを思い出した。
70代の人がカラオケで歌うと、声がしわがれて
音程が不安定になり、カラオケ伴奏についていけず
若い頃に唄っていた速度で唄えない人が増える。
なぜ、唄うテンポが遅くなるのかな~?と
不思議に思うけど、そういう人が多いし、
ご本人は遅れることに気づかないことがよくある。
私はピアノを教える仕事だけど、音楽の仕事を
あとどれぐらい続けることができるだろうか?
と、考えることがある。
井上陽水さんは、シンガーソングライターとして
作品を創って歌ってステージに向かい、曲を売る。
60代のうちは老化を自覚することはないけれども、
個人差があるものの、70代に入ったとたんに、
身体の衰えが顕著になるらしい。
私のピアノの先生が70代半ばになってきて、
最近、よくおっしゃっているのが、
「瞼の筋肉が衰えてしまい楽譜が見づらい。
楽譜を丸暗記したはずでも、手が勝手に止まる。
速い速度で演奏したくても指がついてこない。
新しい曲が頭に入らない、、」などなど。
白内障手術しても目が見えなくなってきたり
喉が弱くなり声がれや、記憶力が悪くなったり
反射神経が遅くなり、物忘れがひどくなるそうで
見た目は元気でも集中力が続かないって話で、、
明らかに60代までとは違う老化現象が目立つらしい。
井上陽水さんにも、そういった現象が起きているなら
新曲の創作も難しいのではないかと思うし
ステージに立ってお客さんの前で、
老いていく姿を見せながら唄い続ける必要って
あるのかなぁと、、 思ったりする。
私は、若かりし頃の井上陽水さんの唄声から
音楽の世界を楽しむほうが好きかなぁ、、
人によるのだろうけど、70代を超えて
現役で音楽を続けるって難しくなってくるかなぁ、、
他人事じゃなく気になる。