9月7日、東山新社長就任の会見以来は
ジャニーズ事務所は小さな芸能プロダクションに
様変わりしたようにみえる。
先日の会見以前から時間をかけて段階的に
被害者の方々への補償救済に関しての具体案を出して
タレントの報酬に関することが検討されていれば
まだ良かったけれども、何の具体案も示さなかった。
今急速に、多くの大手スポンサー企業が離れ始めて
慌てて手を打ったということならば、後手後手で
見切り発車的な策を講じたかなと危うい。
1年間だけタレント本人に出演料を支払われて
芸能プロダクションは受け取らないという。
1年ぐらいはタレントさんが直接出演料を
受け取っても事務所はなんとかなるという
考えなのかもしれないけれども、、
果たしてそうだろうか?
東山新社長さん、ジュリー取締役さんも、皆
何か勘違いをしているように思った。
これまでは大きな組織に守られてきた人達で、
全てお膳立てされてきたので上手くいっていた。
ジャニーズ事務所のタレントは、
いつでも全国どこのテレビ局からも呼ばれるので
「出演料はタレントが受け取る」という発言が
出てくるんだろうけれども、、
どこの芸能事務所でも、そんなに簡単に
テレビ出演できるものなの?と疑問がある。
ジャニーズを退所した方々で、移籍後は
テレビ出演などをできないように
圧力をかけられて干された方々が大勢いたという。
今、それが逆転して、ジャニーズ事務所だから
干される立場になったということではないかと。。
テレビ出演て、当たり前のことではなくて、
事務所で椅子に座って待っていれば、
電話がかかってきてテレビ出演できるという
話でもない。
常日頃から人と人とのつながりを密にして
アンテナを張って情報収集したり、
自らが情報発信したり努力を重ねたうえで
クリエイティブな才能を持ち合わせていないと
簡単には使ってもらえないだろうし、
人や企業との縁や運やタイミングもあるだろう。
どんなに努力をしようが何十年も無名のまま
大きな仕事にありつけないのが当たり前の世界で、
テレビに出て仕事をするのは簡単ではないと思う。
この事務所からタレントが流出しないための
措置かもしれないけれども、これまで
ジャニーズ事務所のタレントさんは、
独占的に忖度があってこそテレビ出演があったので、
忖度なくして、次々仕事が舞い込むものだろうか。
「ジャニーズ事務所」という社名が邪魔をして
仕事依頼も難しいほど、イメージが悪い。
今、大企業の大半が海外支社を持ち、海外で
広告を出していて、性加害問題のあった会社の
タレントさんと契約するとイメージダウンになり
会社の業績悪化にも結びつくので離れるしかない。
「ジャニーズ事務所」と名乗るかぎりは
これまでのようにジャニーズ事務所のタレントさんが
テレビ出演するのは難しいのではないかなと、、
そんな気がする。
誰の考えなのかな・・
東山新社長さんの方針?
考えが甘い気がするんだけど・・