かすがい市民文化財団

 

 

春日井市民会館ホールのスタインウェイが

10月3日,4日に開放される。

大ホールのグランドピアノを

1時間貸し切りで弾くことができる。

 

9月15日(金)が申し込み締め切りで、

希望者が多い場合は抽選になる。

 

以前にも申し込んだことがあるけど

弾きたい人が多いので、

私は当選したことがない。

けど、また懲りずに申し込んでみた。

 

市民会館大ホールのピアノを弾いて遊びたいな~

発表会前にホールを使って練習できたらなぁ、、

 

11月5日にピアノ発表会を控えていて

今、あちこちのストリートピアノを探して

緊張しないように練習している生徒さんに

この企画があることを知らせたところ、

「申し込んだよ」と連絡があったので、

生徒さんには当選してほしいな。

 

ヒマワリ        ヒマワリ          ヒマワリ

 

 

「かすがい市文化財団」の創設の提案したのは、

実は私だった。

 

ある日、春日井市の文化アトリウム建設の計画案と

建物の設計図が、市役所から私宛に届いた日があった。

 

私は春日井市役所の行政の仕事とは無縁だったので、

唐突に、それが届いたのが不思議だったけれども、

多分、私の職歴を知る文化関係のどなたかが、

当時の春日井市教育長さんか行政関係者の方に、

私のことを紹介してくださったんだろうか?

 

その数日後、市役所に呼ばれて何課だったかな?

面接室のような部屋に通されて、

市役所職員男性2人の方が出迎えて下さった。

 

「見取り図の通りですが、文化施設の建設予定があり

 ハード面は問題ないですが、これをどのように

 運営していいのか、まったく何も浮かばないので、

 あなたの話を伺って参考にしたいんですが、、」

 

目えええ??  使い道は決まっていないけど、

とりあえず、立派な建物だけ建てちゃおうという

話に驚いた。

 

当時、私30代前半ぐらいだったかな?

「使い道が決まっていないソフトの部分ですが

 どうしたらいいでしょうか?

 アイデアありませんか?」と尋ねられて、

なんで、若い私にそんな重大な意見を求めるのか?

と不思議に思った記憶がある。

 

とはいえ、、

名古屋で音楽など芸術関係の制作経験はあったので、

参考になればと軽い気持ちで経験談を話させて戴いた。

 

「役所の人は、同じ課で勤務できるのが3年と

 短期間で引き継がなければならないため、

 1つの仕事を継続できないところに問題があり

 予算を組むのも難しかったりするでしょうか、

 役所の仕事にするのが難しいです。

 

 そのため、名古屋では外郭団体を設けて 

 名古屋市文化振興事業団が文化事業を担うことで

 課の異動をせずに、長期的に同じスタッフが運営し

 事業団の仕事を継続的にすることが可能なので、

 運営が円滑にいきます。

 

 期間を決めずに継続的なことが多いので

 行政の短期的な引き継ぎのために、

 人や催事のつながりが途切れると繁栄しないので、

 春日井市でも、外郭で文化振興事業団のようなものを

 創設してはどうですか?」

 

と、提案させていただいた。

 

市役所の方々が目を丸くして話を聞いて下さって、

「なるほど、、外郭団体ですかぁ~~?!?!

 そういうやり方があるんですね~

と、ものすごく驚いておられた💦💦

 

「貴重なご意見をありがとうございました。

 検討してみます」

ということだったと思う。
 

今は、こうして当たり前にあるんだけど、、

当時、「外郭団体ってなんですか?」

ぐらいのことだったので、

「名古屋市に問い合わせて詳しく尋ねてみたら?」

と話した。

 

当時、春日井市の人口32万人ほどが住むなかの

たった一人の私の小さな意見がすんなり通って

そんなに簡単に組織ってできちゃうのかと驚いて、

今、普通に機能しているのがすごいな~と思う。

 

今、組織によって運営されていると思うので

春日井市の多くの人に気軽に利用してほしい。


 

 

今日のひとことブログ

 

 

 

 

 

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