外部専門家による再発防止特別チームに関する
調査結果について (調査報告書)
ABEMA 被害者の会の方々のコメント
ジャニーズ事務所新社長の発表が行われた後に
ジャニーズ性加害当事者の会の方々の会見も行われた。
会見については、事実認定、謝罪、補償の話が出た
ことは評価できるとしながらも、
東山新社長就任について、ジャニー氏の性加害問題を
噂程度でしか知らないと述べたことには違和感があり、
本当のことを語っているとは思えないし、
性加害を黙殺してきた立場で改革できるのかという
思いが伝わってきた。
まず正直に語ってほしいと願っているのがわかった。
被害者の会の会見の中で、最も気になったことは
「刑事告発を検討している」と語った点で、
誰に対して、罪名などは明かさなかったまでも
刑事告発を視野に入れているという。
9月11日日弁連に申請申し立て後に会見の見通しと
話が出ていた。
昨日のジャニーズ事務所会見の席には登場しなかった
白波瀬(しらはせ)副社長に対する厳しい意見が
何度か繰り返された。
白波瀬副社長とはMr.ジャニーズともいえる、
ジャニーズを知り尽くした男が引責辞任を理由に、
この席に現れず謝罪もないことに怒りにも近い
感情が伝わってきた。
ジャニーズ事務所会見の時にも、記者の質問からも
何度も飛び出した名前だった。
白波瀬氏はキーマンであり、多くのメディアや企業が
ジャニーズ事務所に忖度をしてきた背景に絡む人物で、事務所内を掌握し実権を握ってきたという。
各テレビ局がジャニーズ事務所との関係性について、
「今後も変わらぬ、、」と言えば、白波瀬氏の方向を
向いてメッセージを発信していたということらしい。
大きな影響力があった人物が何も言わずに辞任する
のでは、あまりにも無責任すぎるというのは、
それはその通りで、ジュリー社長よりも実権を握る
副社長白波瀬氏が退任報告と被害者の方々に対して
謝罪がないのは無責任と言われても仕方ないと思った。
東山氏が社長就任したこと、ジャニーズ事務所が
社名を変えずに、今後も経営が続くことについては
どういう思いがあるのかについて質問が続いた。
これについて、被害者の会の方々は一枚岩ではなく
それぞれの考えで意見を述べていたので、
ジャニーズ事務所という名前が残ることに複雑な人、
現状のままで補償問題が続いた方が良いと思う人、
それぞれ不安を抱えながらの意見が出ていた。
被害者の会の方々は同族会社が悪いわけではないと
肯定的に受け止めているようだったけれども、、、
(これは私の考えだけれども、、)
同族経営というのは体質改善するのを拒むもので、
古い経営体質は、外側の人を守らないところがあり、
経営が先細って急激に衰退してしまった時には
従業員を守れないことがある。
もちろん、突然会社が弱って経営破綻してしまえば
被害者の会の方々への補償救済どころでなくなる。
ジャニーズ事務所ほどの大きな企業なら、
藤島さんは全株を手放して、全く経営者を変えて
他社が買い取ることで新会社に生まれ変わり
被害者の会と藤島さんの間で補償救済問題が
続く方が良かったのではないのかなと思った。
昨日までタレントをしていた経営スキルを持たない人が
突然社長に就任して何ができるのかと思う。
まるでドラマの世界のようにみえてしまっていたので、
「劇場型の会見で、上手く演じているようにみえた」
と被害者の会の方々も表現していた。