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現代ビジネス
2019年7月18日京都アニメーションの
第1スタジオ放火事件で多くの死傷者が
出た事件の初公判が、9月5日に行われた。
記事を読むかぎり、放火犯青葉真司容疑者が
反省している様子はまったく感じられなかった。
過去に強盗事件で逮捕されたこともあるようで、
自分の欲を満たすためには手段を選ばない
そもそも極悪非道な人物で、どれほどの人が
犠牲になっても、心底から悪いことをしたという
自覚が持てないらしい。
むしろ、相手が悪いことをしたから
こうなったのだという考えに至ってしまう。
93%の火傷を負って死んでも不思議でないのに
多くの医療者の懸命な治療が実って、なんとか
生かされていることも当然の態度なのか、
ふてぶてしさしか感じられなかった。
どういう育ち方をしたらこういう人格の
人間が形成されるのかと思うけど、きっと
時間をかけて周囲が改めさせようとしても
無駄な話で、改心などないし何も変わらない。
計画的に放火殺人をやり遂げることができたので
責任能力も充分にある。
弁護側は「妄想にとらわれていて心神喪失で無罪、
または心神耗弱で減刑されるべきだ」
と主張したそうだけど、、、
妄想とは違うんではないかと思う。
容疑者は長年に渡り、自分のルールの中でしか
生きておらず、倫理や道徳、法律などはどうでも良く、
自分勝手に残酷な制裁を加えしまう人だ。
だから「やりすぎた」という言葉が出てきたと思う。
恩情をかけるほど、この容疑者は気が大きくなり
周囲のせいにして正当化する。
裁判は143日の長期間に及び、
来年1月25日に判決が言い渡される。
ススキノ殺人事件の容疑者にも共通性を感じることが
あるけど、なんだろう?
自分の欲を満たすために手段を選ばなかったり
犯罪者でありながら犯罪したことへの自覚のなさ、、、
相手が悪いのであって自分は何も悪くない。
ススキノ殺人容疑者の場合、両親までもがそうで
娘が悪いのであって親は悪くないのだと、、
人が亡くなっているのに、起きたことの重大さに
まったく気づけない異常さ。
他人の命の重さを、まるで感じていないところが
共通している。
相手の心の痛みを感じることができない
自分本位な人が増えることに不安をおぼえた。