8月ブタペストで開催された世界陸上で起きた
スパイクピンの問題について、槍投げで金メダルを
獲得した北口榛香(はるか)選手がSNSでつぶやいた。
北口選手自身は、他の選手と同じピンを使用しても
何も言われなかったのに、他の選手たちは試合直前に
替えさせられたという。
やり投げの斉藤真理菜選手(スズキ)、
上田百寧選手(ゼンリン)が規定内の
スパイクピンを使用していたにも関わらず、
試合直前に検査で引っかかり替えさせられたという。
また、槍の落ちた場所より2-3m手前から測定される
などのこともあっても救済はされなかった。
他にも、男子走幅跳の吉田弘道選手もスパイクピンを
替えさせられたことについて、抗議してはならないと
思い我慢したという。
海外試合ではこういったことが起きるようで、
黙っているよりは抗議したほうが良いと
北口榛香(はるか)選手はつぶやいた。
日本選手のスパイクピンのどこに問題あったのか
考えてみたけれど、日本は主に平行ピンを使い、
海外はニードルピンが使われているらしい。
ブタペストの世界陸上の大会スポンサーになっている
メーカーのスパイクやピンと関係あるんだろうか?
北口選手は替えさせられた二人の選手と同じピンを
使用していても問題なかったそうで、北口選手の
コーチがチェコ人で、北口選手自身もチェコ語が
話せたのが幸いしたかもしれない。
スポーツ競技も、スキーのボードの長さや幅、
競泳用の水着の生地やラインなど
以前から規定について論争になることが多かった。
オリンピックも世界陸上も大会スポンサーの力が
大きいとは聞いたことがあるので、実力とは
別のスポンサーの問題などで気持ち良く試合が
続けられないことがあれば残念だなと思う。
世界陸上やり投のスパイクピン変更問題 日本陸連は抗議してWAから謝罪受けるも救済はされず
— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) September 2, 2023
WAは「ルール上、問題なかった。申し訳ない」と全面的に非を認めた。
救済はできないと判定。結果が覆ることはなかった。#世界陸上#ブダペスト世界陸上
|月陸Online https://t.co/SMmqBTExwh
https://t.co/07xMmFEfvP pic.twitter.com/qbuj58nzAk
— 北口榛花 harukaKitaguchi (@giant_babyparu) September 1, 2023