ピアノ連弾は、曲の大小に関係なく
二人で演奏するのはエキサイティングで
演奏する人に分かち合える喜びや楽しみがある。
レッスン中でも、生徒さんは弾きながら
心地よさが生まれるのではないかなと思うことがある。
仮面舞踏会DUO ハチャトゥリアン
リベルタンゴDUO ピアソラ
ビリージーンDUO マイケル・ジャクソン
ウエストサイドストーリーDUO バーンスタイン
珍しく、連弾についてのニュース記事を見つけた。
『ピアノランド』という教則本についての紹介記事で
取材を受けた樹原さんご自身が手掛けた楽譜紹介や
連弾から何を学ばせるかについて書かれてある。
私自身は『ピアノランド』は使っていないけれども
ピアノを学び始めたばかりの生徒さんには
連弾からのレッスンをしていて、
入門から初級の期間は、できるだけ沢山の連弾をする。
連弾て、いろんな利点があって
今どき、全然ピアノを練習してこないのは当たり前で
スイミングスクールに通うのと同じような感覚で
ピアノを習いに来る子もいる。
家で1週間に1日もピアノに触れず練習しなくても、
罪悪感を持たずに、連弾でピアノを学べるって最高!
と思う。
ピアノを弾き遊んでいて楽しい気持ちを養う。
生徒さんの好きな曲を伴奏して弾いて楽しむうちに
好きな曲が見つかったら、ソロ作品を練習して覚えて
気づいたら、自力で弾けるようになっていた。
今、そんなレッスンを続けている。
テレビ静岡
ピアノを学び始めた入門時から連弾を採用していると
子供は「伴奏してほしい」とリクエストするし、
「伴奏を聴きながら、演奏するのが楽しい」と話す。
小さな指で弾いた簡単な曲も、ゴージャスに聴こえる。
連弾には、他にもいろいろなメリットがある。
習い始めたばかりの頃は、譜面を読むのが遅いので
ソロで弾くと、鍵盤を叩くだけでレガートにならず
音楽が途中で止まってしまうことが多いけれども、
連弾になると、最後までミスをしても止められないので
テンポ良く最後まで弾ききることを学ばせられる。
こちらの伴奏側が工夫をすると、早い段階で
レガート奏法を学ばせることができるので、
音をつなげて演奏することが自然になる。
また、1年ぐらい一緒に伴奏して弾いているうちに、
生徒さんは、呼吸の入れ方や鍵盤の抑え方を覚えて
クレシェンド、デクレッシェンド、アクセント、
テヌート、リタルダンド、ヘルマータなど、、
楽譜に書かれてある音楽記号を読み取る力がつき、
それを当たり前に再現するようになるので、
フォルテとピアニッシモの表現の違いなど
早い時期から呼吸を使いながら演奏するようになる。
楽しい音の表現、悲しい音の表現など、、
リズムを感じながら、自分でどう表現しようかと
考えてくれる子に育つので、連弾にはメリットが多い。
ソロで弾かせて説明するのは伝えにくい事があり、
連弾の場合だと、伴奏側で強弱コントロールして
どうやって音を大きくしたり小さくしているのか、
技術的なことを説明しながら、そのやり方を
一緒に音を出しながら伝えるので覚えさせやすい。
ただ、注意点といえば先生側にあり・・
子供の弾き方を確認しながら指導するので
先生側は、自分の伴奏に気を取られないように
子供の弾き方に注意していなければならないので
キョロキョロと目と耳と頭の中が忙しくなる。
スターウォーズファンタジー "Imperial March" and more - (Toccata)
mavera PorteñaDUO ピアソラ
Mozart's SONATA for TWO PIANOS