ロシア5人組作曲家について興味を持ったので、
少しずつ紹介したいと思う
1833年11月12日-1887年2月27日(53歳没)
ボロディンは、ロシア5人組作曲家の1人。
化学者、医師、作曲家。
休日だけのアマチュア音楽家だった。
貴族ゲディアノフ62歳と、既婚のロシア人女性
との間に生まれた非摘出子だった。
貴族の子として認められずに、
農奴のボロディンの子と戸籍上は登録された。
しかし、ピアノを学ぶなど優れた教育を受けることに
恵まれたため、化学を専攻しサンクトペテルブルク大学の医学部に進学した。
大学教授であり有機化学の研究者としての業績を残し、
「ボロディン反応(ハンスディーカー反応)」が
知られている。
また、アルドール縮合を発見したことでも知られる
(二つのアルデヒド分子から、アルデヒド基と水酸基を
持つ分子を生成する縮合反応)
ボロディン反応
ノーベル賞を受賞しても不思議ではないけれども、、
ノーベルが誕生したのは、ボロディンと同じ1833年で
ノーベル賞が誕生したのが1901年のために、
それ以降の化学者の発見とみなされているものが多い。
1862年より、ミリイ・バラキレフより作曲の
レッスンを受け始めた。1863年ピアニストの
エカテリーナ・プロトポポワと結婚。
1887年に謝肉祭で友人たちと踊って楽しんでいる最中
卒倒して倒れて急死した。動脈瘤破裂
主には化学者として生活を成り立たせており、
日曜作曲家と自称していた。
ボロディンにとっては、音楽も様々な楽器が
混ざり合った化学反応のように感じていたのかも
しれない。
韃靼人の踊り 合唱なし・合唱あり
弦楽四重奏第2番
交響曲第2番4楽章
交響曲第3番
piano曲
ボロディン反応
ボロディンが発見したアルドール縮合
Prince Igor: Polovtsian Dances(韃靼人の踊り)
合唱なし
合唱あり
交響曲第2番4楽章
交響曲第3番イ短調
00:00 第1楽章
07:14 第2楽章
弦楽四重奏第2番
piano曲