チャイコフスキー 弦楽四重奏第1番2楽章アンダンテカンタービレ
チャイコフスキー弦楽四重奏第1番2楽章
アンダンテカンタービレが流れ始めると、
子供の頃に聴いたことある童謡と似たような
フレーズが流れてきて懐かしく感じた。
♬雪
♬ヴォルガの舟唄
これらがミックスされた音楽に聴こえてくる。
この弦楽四重奏第1番は1871年作曲された作品で
ヴォルガの舟唄のフレーズは、ミリ・バラキレフとの
友情が築かれて、また仕事の協力関係のなかで影響を
受けて、この部分が作られたようにも思う。
チャイコフスキーの作曲経験の浅かった31歳頃の作品。
ミリ・バラキレフは作者不詳の民謡「ヴォルガの舟唄」
を、1866年民謡集の中に入れて出版した。
それに続いて、チャイコフスキーも連弾曲を編曲して
出版している。二人は友人同士にありバラキレフは
チャイコフスキーの「ロメオとジュリエット」作曲の
協力をした。
♬ヴォルガの舟唄
エンヤコーラ エンヤコーラ
もうひとつ エンヤコーラ
童謡「雪」は作曲家不詳となっているが、この
アンダンテ・カンタービレから引用されている。
♬雪
降っては降っては ずんずんつもる
ヴォルガの舟唄 声楽
チャイコフスキー版 1868-1869ヴォルガの舟唄pianoDuo
ヴォルガの舟唄 ピアノ&ヴァイオリンアレンジ
1911年(M44)作曲者不詳