クライスラー演奏 誰も私の苦しみを知らない(黒人霊歌)
ブログ記事の整理をしていたら、うっかり
クライスラーのカデンツァについて
記事を削除してしまった💦💦
全部聴いた後だったので、まあ、いいっか!
また、気が向いたら「カデンツァ」についての
記事を作成しようかなと思う。
クライスラーが
ゴスペル「誰も私の苦しみを知らない」
を演奏をしたものが出てきた。
ウィーン生まれの作曲家でヴァイオリニスト、
クラシック音楽家のクライスラーが、
なぜ、アメリカの黒人霊歌を演奏して残したかなと、
ちょっと珍しいことのように思えた。
わざわざ、著名な音楽家作品の名前を利用してまで
自身の作曲作品を出版したのも、一見、笑い話のようでも、
本当はユダヤ人であるクライスラーは、自分の名前を
隠さないと仕事ができない不自由さを感じて、やむを得ず
自分のブランドよりも、作曲や演奏の仕事ができればいいと
悩んだ末のことではなかったのかなと、様々な葛藤と
戦いながら生きてきたことの思いが、この作品演奏に
込められているように感じた。
クライスラーは、エルガーに作曲依頼をしたものの
それを受け取っても、演奏しなかったようで
どこか泥臭く重たい感じのするエルガー作品は
クライスラーの感覚には合わなかったのかなと思った。
正直な話が、、クライスラーの自作自演作品やら
カデンツァ、編曲作品など多くの作品を聴いてみて、
エルガーよりもクライスラーの作品のほうが、
上回っているように聞こえてしまって、、
クライスラーの作曲家としての評価が、もっと
高くても良かったのではないのかなと感じた。
2023年4月2日複製記事再送
アメリカの黒人霊歌、ゴスペル、スピリチュアルソング
有名な曲だそうで知らなかった。
アメリカピアノ練習教材トンプソンに載る作品は
クラシックピアノ曲だけでなく、ゴスペルも登場する。
楽譜を見て弾いてみて、原曲はどんな曲なのかな?
と、気になってくる。
実際に歌を聴いてみても、ピアノでこれが伝わるように
演奏するにはどうするのがいいのか、ただ音符を並べ
楽譜通りに演奏するだけではまとまらない呼吸、間の
タイミングやニュアンスがある。
ゴスペルソングは、本当に日本人には難しい。
技術的に左手右手の交差を学ぶ練習課題だけれど
楽譜を理解して技術を身につけたところから、
表現の技巧で、魂の底から音楽を伝えるところに
この教材の面白さがあるのではないかと思う。
これだけ様々な歌い方があるので
楽譜の基本的な演奏の仕方を学んだら
リズムやメロディなど工夫してアレンジを加えて
自分らしいゴスペルを演奏するのも楽しそうだ。
1867年の曲
Nobody Knows De Trouble I've Seen
誰も私の苦しみを知らない
Harry T. Burleigh
- 歌詞日本語訳
- 私が経験した苦しみを誰も知らない
- 誰も私の悲しみを知らない
- 私が見た苦しみは誰も知らない
- 栄光のハレルヤ!
- 上がるときもあれば下がるときもある
- ああ、はい、主よ
- 時々私はほとんど地面にいます
- ああ、はい、主よ
- あなたは私が長い間行っているのを見ますが、
- ああ、はい、主よ
- ここに私の試練があります
- ああ、はい、主よ
- 私が行く前にあなたがそこに着いたら
- ああ、はい、主よ
- 私が天国に行くことを友達に伝えてください!
- ああ、はい、主よ
-
ルイ・アームストロング
マヘリア・ジャクソン
ゴスペルドリーム
マリアン・アンダーソン (トンプソンの楽譜はこの歌に近い)
Matthew Sabatella and the Rambling String Band


