1860年5月29日-1909年5月18日48歳没
スペインの作曲家、ピアニスト、指揮者
4歳からピアノ演奏の初舞台を踏み神童と言われた。
7歳でパリ音楽院を合格するが認められず、家出を
繰り返しながら、父同伴で世界中で演奏ツアーをした。
1876年ライプツィヒ音楽院で学び始めるが、王室から
奨学金を得てブリュッセル王立音楽院に留学した。
1888年バルセロナ万国博覧会が行われた際、エラールは
アルベニス作曲作品を後援してコンサートを開催した。
1890年代に入るとロンドンとパリを行き来し演奏活動を
続けながら、ロンドンではミュージカルコメディ、
パリではオペラと作曲活動など華々しく活躍した。
1900年代に入るとブライト病(腎臓病)に苦しめられて
1909年腎疾患で死去した。48歳没。
アルベニスの作曲手法について
フリギア(フリジア)旋法=教会旋法のひとつ
アルベニスは作曲に、スペインのカンテ・ジョンド
というフラメンコスタイルをよく使用している。
そのため、ギターで演奏される作品が多い。
エキゾチックなフリギア(フリジア)旋法を好んで使い、
古代ドリア旋法、現代ミクソリディアン旋法、
エオリアン(自然短音階)、全音階スケールなども
対応した。
後に、ドビュッシーやラヴェルにも影響を与えた。
ドビュッシーの作品のアラベスク、月の光など
中間部にミクソリディアン旋法が使われている。
読んだけれども、、私には、ちょっと、、
フリギア旋法と現代エオリアンの違いが、
よくわからなかった。音階からの区別が難しい。
フリギア旋法は、スペインの風土や民族的なもの、
感情や宗教的な要素などを表現しやすいところで
使われたということだと解釈した。
(舟歌) Barcarola, Op.23
(舟歌)Mallorca, barcarola Op. 202 (1891)
Iberia: Cuaderno Ⅰ~Ⅳ 全12曲1906-1909
Suite Española Op. 47 (1886)
España, seis hojas de álbum Op. 165 (1890)
España, seis hojas de álbum Op. 165 (1890)
1. Preludio (00:00)
2. Tango (1:57)
3. Malagueña (4:47)
4. Serenata (8:38)
5. Capricho catalán (12:01)
6. Zortzico (14:30).
Suite Española Op. 47 (1886)
1. Granada (00:00)
2. Cataluña (5:02)
3. Sevilla (7:38)
4. Cádiz (12:19)
5. Asturias (16:53)
6. Aragón (22:52)
7. Castilla (27:17)
8. Cuba (30:10)
(舟歌) Barcarola, Op.23
(舟歌)Mallorca, barcarola Op. 202 (1891)
Iberia: Cuaderno I 1906-1907
1. Evocación (Prélude) (0:00)
2. El Puerto (Cádix) (5:31)
3. Corpus Christi en Sevilla (9:31)
Iberia: Cuaderno II1906-1909
4. Rondeña (00:00)
5. Almería (7:11)
6. Triana (16:20)
7. El Albaicín (00:00)
8. El Polo (7:26)
9. Lavapiés (14:27)
Iberia: Cuaderno IV
10. Málaga (00:00)
11. Jerez (5:14)
12. Eritaña (15:07)