尾崎裕哉「I LOVE YOU」Lyric Video
Lighter
Glory Days
LONELY
2023.4.29記事
14話-前編
14話-後編
13話、1話~12話
1年に渡る尾崎繁美さんの連載で貴重な話が多かった。
31年前、連日報道されていたのを覚えている。
当時、決して同情的な声ばかりではなかったし、
厳しい声も多いなかで渡米を決断されて、
お子さんと旅立たれるまで大変だったのだなと知った。
様々なご苦労があったから、30年後の今も変わらず
多くの人に尾崎豊さんの作品が愛され続けている。
私は20代の頃に、当時職場で役者の知人から
「尾崎豊の作品て聴いたことある?
カセットテープにダビングするから
是非、聴いてみてよ、本当に凄いのよ!
とても強いエネルギーを感じるんだよね、
詞が心にス~っと入ってきて、
若者の気持ちを代弁しているようでジンとくる」
それが尾崎豊を知るきっかけだった。
カセットテープを手渡されると家のラジカセで、
テープがすり切れるほど両面を何度も聴いた。
テレビに登場する人ではなかったので
顔は知らなかった。
後に、不倫騒動などで騒がれるようになった頃、
美容院で週刊誌を見て顔を知った程度で
どういった風貌であるかよりも、物憂げなのに
骨太な唄い方をするところに魅力を感じていた。
報道で死去報道が流れた時、なんで生き急ぐのだろう
いろいろ経験して音楽に反映できただろうに、、
と、それを残念に思った。
ご子息の尾崎裕哉さんのボーカルは、
父親の面影はあるけれども
やっぱり、、、
尾崎豊の唄は尾崎豊にしか語れない。
独特の精神性や感受性があるような気がして、
その時代の象徴のような、身内をも寄せつけない、
強烈な反骨心や孤独や不安定さを感じる。
尾崎裕哉さんは、オリジナル作品のほうが
何かしっくりくるところがあるのかなぁ、、
尾崎豊さんが、もし今も生きていたら、
多分、時代とともに、若い頃とはもっと違った
音楽性に変化していたのではないかと思うし、、
それが、今の裕哉さんの音楽と結びつくことが
あったのかもしれないと思うことがある。
だから、お父さんのできなかったこと
人生のレールが途絶えてしまったところから、
是非、今これからの時代を見据えて
尾崎裕哉さんの音楽の世界観を築いて
創造していって欲しいなと思う。