今日もまた、猿之助さんの話題が多かった。
関心の高さがわかる。
週刊誌報道のようなハラスメントの事実は
現在出てきておりません・・という
奥歯に物がはさまったような表現に
考えさせられる一日だった。
「一部報道にありましたハラスメントに関しましては、今まで猿之助に関わった複数のマネージャーに聞き取りをしましたところ、弊社管轄の現場において、そのような事実は現在出てきておりません。」
日本語の解釈の微妙に難しいところで、
「出てきておりません」というところが肝心で、
「そのような事実は無い」と否定はしていない。
事実が、出てきていないだけなのだなぁと思った。
本当に何もなかったら、
「そのような事実はございません」
ときっぱり否定できるのに、それをしない。
なぜ、そのような事実が「でてきていないのか」
その理由を考える必要があると思う。
結局、「圧力がかかっていて」誰も何も言えないから
「現在事実は出てきておりません」と読めたので
「(圧力があって)事実はでてきておりません」
ということなのだろうと解釈をした。
日本語の表現て、奥歯にはさまったような言葉なので
表面だけを切り取って考えると、え?どういうこと?
と思うけど・・
「逆もまた真なり」で、その言葉を深く読み取ると
結局、「世間の認識と同じです」と半ば認めているも
同然になる。 ニュース記事もいろいろと勉強になる。