KYODO
読売新聞
米タイム誌電子版が、
「岸田首相は平和主義だった日本を軍事大国に変える」という見出しにしていたのを、外務省の異議により
「平和主義だった日本に、国際舞台で より積極的な
役割を与えようとしている」に差し替えたという。
海外から見て、少しずつ日本の姿勢が変わりつつ
あるように感じられていて、こういった見出しが
つけられたのかもしれない。
ウクライナの戦争支援で、ヘルメットや戦闘服、
ジャケットなどを輸送する様子をテレビで見た時、
正直な話が、小さな日本人の体型に合わせた
装備品を送っても、体格の大きいウクライナの
どれだけの兵士がそれを着られるんだろうか?
ヘルメットを被ることができるんだろうか?と
考えていたら、案の定、それが問題になっていた。
戦地で現実的に役立つ軍需品を送ろうと思えば、
今の日本の制度を変えないと物事が進まないので
戦争をするわけでなくても、制度を見直す時代では
あるかなと思うけれども、やがてAI戦争に突入する
かもしれない時代に、日本が考え始めた改憲も
また時代遅れにならないかと思い始めた。
弾圧、戦争、平和、自由は表裏一体にあると思う。
これまで保っていたバランスが崩れてしまえば、
平和を維持するための戦争になってしまう。
一国のトップが感情をコントロールできなくなると
プーチン大統領が起こした戦争のように、
振り上げた拳は下げられず暴走するしかなくなる。
私自身は高度成長期に育ってきたせいか、近頃、
日本の経済や人口など縮小に転じたのは実感していて、
それが戦前に戻っていくような感覚にもなるので
昆虫を食することにしてもそうだけれども、
いつのまにか先進国からはずされて、数十年後、
帝国主義的な食糧難時代に戻りつつあるのかなと
不安を感じることが、、、全くないわけでもない。