机の上に、この500gの重りを置いておいたら
ピアノレッスンに来ていた生徒さんが見つけて、
「これは何をするの?」と尋ねられたので、
「発声練習する時に、手首に巻いて使ったの」
と話すと、「私もやってほしい」と言われて、
この重りを手首に巻いてあげた。
小学3年生の生徒さん、今日、学校で音楽の時間に
「小さな世界」を唄ったら高音が全く出なかったそうで
「どうしたら高い声は出るの?」という質問を受けた。
まず、ドレミファソラシドの正しい音程を覚える。
ピアノ鍵盤から出る音と同じ高さの音を
発声して音程を合わせる。
次に、高いドレミの練習をするけれども
手首に重りを巻いていない時は、
鳥が踏みつぶされたようなガラガラ声で
「ガァ~~、うぅ~~~♬」
「先生~~、高い音が出ない~~」
手首に重りを巻いて、喉の奥の開け方を指導する。
「大きなアクビをしてみようか、
喉の奥が開いたかな?
そのまま、あくびしてファ~~と
声をだしてみよう!!!
いつもアクビをする時みたいな喉の状態で
発声をしながら唄うんだよ、
さて、これから高いド、レ、ミ~と
だんだん音を高くしていくよ」
繰り返すうちに、高いミ~の音がきれいに出てきて
小3生徒さんはビックリ驚きながら
「出た~~、出た~~!!」と大喜びしていた。
手首に重りを巻くと、高音が出てくる。
肩や喉周辺の筋肉の緊張をゆるめると出てくる。
その後、ついでに腹筋の使い方なども教えてあげた。
コロナ禍で歌の授業が減っていたけれども、
新学期に入って、音楽授業で歌が復活して
音楽の先生も張り切っているのが伝わってきた。
子供達も、大きな声で元気よく歌を唄って
歌好きな子供達に成長して欲しい。
ホント、最近、歌い方を教える機会が増えたけど、、
喜んでもらえるので嬉しい。
小学生の子供達に発声練習や基本的な歌い方の
指導をするのは悪くないな~。とっても楽しかった🎶