加古川新聞
せっかくストリートピアノを常設したのに
半年ほどで撤去することになったそうで、
どんな使われ方をしていたのかな。
ピアノにも魂が宿り生きているので、
鍵盤に触れた瞬間に、心を通わせてほしい。
叩いたり粗末に扱うと、ピアノも悲しがる。
みんなの心をなごませる憩いの場になってほしい。
ピアノを学んで下さっている生徒さんから、
旅行の途中に、飛行機や電車の待合で
ピアノが置いてあると触れたくなるそうで
「練習している曲をストリートピアノで弾いたよ」
と、楽しかったと教えてくれる。
そんな時、ピアノレッスンが役立って良かった!
と、嬉しい気持ちになる。
ストリートピアノのおかげで、
生徒さん達も、少しでもレパートリーを増やして、
あちこちで弾くのを目標にしていて、いろんな曲に
チャレンジしてくれるようになった。
遊びにでかけた先にピアノが置いてあると
心がワクワクしてきて、いつのまにか
日常に音楽が入り込んでいるのを知らされると
ああ、教えていて良かったな~と嬉しくなる。
ルール違反やマナーが守られないことによって
そういう場が減ってしまうと残念なので、
演奏する人も、聴く人も、みんなが楽しく
幸せな気持ちになれるような場になって欲しい
と、切に願う。