2014年群馬大医学部附属病院の腹腔鏡手術や回復手術で

多くの患者が亡くなった事件は記憶に残っている。

 

私の父も2011年3月に亡くなったけれども、

直接的な死因は食道がんではなく、

春日井市民病院の医師の手術ミスが原因で

亡くなったと思っているので、

この事件には強い関心を持っていた。

 

 

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現代ビジネスのニュース記事は、昔から存在していた

第一外科、第二外科の派閥闘争、学長選のことが

書かれてあり、患者さんに対してどのような

インフォームドコンセントが行われていたかなどが

載っていたので、これ以上詳しい内容については

『大学病院の奈落』の著書に書かれてある。

 

 

 

 

大学病院にかぎらず、私の父が手術をした

市民病院でも派閥についてはわからないけれど、

問題が起きれば隠ぺいする体質はあると思う。

 

父は臨終間際で、まだ生きているのに、

看護師からは「病室からすべて荷物を出して、

すぐに出て行ってほしい」と追い出された。

 

「まだ父は生きています!」と言うと、

もう次の患者さんが待っていますと、、

他に空き室があるのに?

本当は、私達家族が何か言いだす前に、

病院から追い出したい理由があるのを感じていた。

 

事務局からは、

「もし訴えるのなら手続きを願います」と

言われた記憶があるので、何かの問題があるのを

事務局側はわかっていたのか、なんだったんだろう、、

妹が望まなかったので、そのままになった。

 

  ヒマワリ      ヒマワリ       ヒマワリ

 

検査をして手術前の話にさかのぼる。

手術前に、父と妹達と一緒に医師から

インフォームド・コンセントを受けた時は、

食道がんだけれども転移はないので、

手術は、さほど難しくないような言い方だった。

 

医師が紙に書いて説明をする時に、平仮名も

漢字も何もかも筆順がデタラメなのを眺めていて、

つじつま合わせをする性格が気になって、内心、

危険かもしれないと直感が働いた。

 

ただ私が余計なことを言って、父を怒らせるのが

嫌だったので、父に意見をするのはやめた。

 

医師の説明の最後には

「何かあってもあなたがたが、

 この手術を望んだのですからね」

という言葉が付け加えられて念を押された。

 

実際に、手術によって父の身体に問題が起きた。

あの手術を受け入れなければ、もう少し、

長生きできていたと思えてならないし

おかしな亡くなり方をした。

 

「父の身体に起きている状況はおかしいですよね?」

と医師に疑問を投げかけたくても、

あのインフォームドコンセントを受けた時に

承諾してしまったので医師に逃げられたと感じている

 

群馬大医学部附属病院で起きたことに近いこと、

手術室の中で未熟な医師によるアクシデントは、

日本全国のあちこちの病院で起きているのでは

ないのかなと思うけど、こうして暴かれるのは

氷山の一角にすぎないだろうし、殆どのケースは

我が父のように泣き寝入りだろうか。

 

私の話を聞こうとせず速足で逃げるように歩く

担当の外科医師の背中に語りかけたことがある。

「先生の左肩には、多くの患者さんの

 悲しみの魂が乗っているのが見えますよ、

 先生の左肩は、右肩に比べてズシリと

 下がっていますもんね。ああ、重たそう~」

と言うと、医師は身震いして手で払っていた。

身に覚えがあるんだな~と思った。


 

 

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