松竹東急で放映中の『奥様は魔女』ドラマ

シーズン8で終わりと思ったらエンドレスで、

再びシーズン1に戻り再放送が延々と続いて楽しい。

 

なかなかリアルタイムでは見る時間がないので、

毎日録画して撮りためてはまとめて観ている。

 

昔は、主人公サマンサのママのエンドラが

意地悪ばあさんのように見えていたのが

近い年齢になって見ていると、おもしろい。

 

エンドラ役の女優アグネス・ムーアヘッドという

女優さんのことをウィキペディアで調べたら、

ジョン・ウェインとも共演した大女優と知った。

 

何よりこの女優さんを知ったことで、日本よりも

アメリカのほうが原爆実験の影響で被爆して

癌を発症し亡くなった人が多いかもしれない

事実を知って驚いた。

 

日本では1945年8月6日(広島)、9日(長崎)の2度、

原爆投下により多くの被害が出たのは知られている。

アメリカでは核実験被害で亡くなる人が多いらしい。

 

アグネス・ムーアヘッドが撮影した1956年映画

征服者』は、ジョン・ウェイン主演作品で

これに関わった人の多くは癌を発症して死亡した。

その原因に、撮影現場近くが核実験場だったため

その影響を受けた可能性があると載っていた。

撮影に関わった220人中の約91人は癌死だった。

 

ジョン・ウェインが癌で死亡したのは報道で知った

けれども、それが被ばくと思っていなかった。

 

その場所で、どの程度の回数の実験が行われていたか

調べたら、ネバダ州では1950年代100回以上の

試験が行われ、きのこ雲は160キロ離れた場所でも

確認することができたという。

 

チェルノブイリや福島原発事故でも言われているのは

汚染された空気水土壌はいつまでも残るというので、

100回も繰り返し行われてきたような地域の土壌は

汚染されたら、何百年も続くのではないかと思う。

 

ネバダ州では1959年~1967年までの10年近く

14歳未満の白血病による死者が大幅に増えたと

ネバダ核実験場wikiの中に書かれてあった。


ネバダ核実験場

 

ネバダ州での核実験の結果の被ばく状況

 

 

1950年代にハリウッドで活躍していた俳優が癌を

発症し亡くなる事はあると理解していたけれども、

まさか、アメリカで行われた核実験の影響で

被ばくして亡くなったとは思っていなかったので

ジョン・ウェインもアグネス・ムーアヘッドも

もっと活躍できたかもしれないのにと無念に思った。

 

またスティーブ・マックイーンは、海兵隊時代に

乗船した軍隊輸送船のパイプから大量のアスベストを

除去する際に、むき出しになっていてそれを吸いこみ

肺がんを発症したのではないかと言われている。

 

地下核実験も軍隊輸送船も戦争に関わるもので、

アメリカ国土内で戦争が起きていなくても、

ハリウッド俳優たちは、間接的に戦争被害を被った。

 

日本で福島原発事故が起きた時に、危険を感じて

日本から逃げ出した海外の人達がいたけれども、

原発事故は起きなくても、地下核実験が行われる

かぎり、世界中どこも安全な場所はないと感じた。

 

 

最近の学びは

 

 

同じネタで投稿する

 

他の投稿ネタを確認する