pianosonata N0.32(1821-1822(52歳)作曲)
以前、ベートーヴェンの特集をテレビで見ていた時
役所にベートーヴェンの死亡届が残されていて、
鉛中毒で死亡したことが記載されていたことを
番組の中で伝えていた。
様々な説があり、1796年発疹チフスの合併症で
難聴が引き起こされた、また好んで飲んだワインや
服用していた薬から鉛中毒になって死亡したという
説も聞いたことがあった。
2023年3月22日NYタイムズから発信された情報によれば
ベートーベンの髪の毛の束のDNA分析が行われた結果、
生まれつき肝臓病の遺伝的要因があり、亡くなる直前に
B型肝炎を発症していた可能性が高いことがわかった。
B型肝炎を発症した原因は、元々遺伝的に肝臓が弱く
大量に飲酒したことで肝臓病が悪化したと考えられる。
ベートーヴェンは若い頃から難聴だったと
言われているが、弟子のツェルニーによれば、
1812年(42歳頃)までは、普通に会話できていたという
記録は残っている。徐々に聴力を失っていったが
40代後半頃までは完全に聴力を失ったわけでは
なかった。
1770 年12月17日-1827 年3 月26日56歳没