1917年3月19日 - 1950年12月2日(33歳没)

 

ルーマニアのピアニスト、作曲家

父はヴァイオリニストでサラサーテに学んだ。

母はピアニストの音楽一家に育った。

 

若くして病に倒れたが、ショパン、モーツァルト

バッハの解釈に優れた20世紀最高のピアニストとして

クラシック愛好家から根強い人気を得ている。

 

1932年15歳で『ピアノソナチネ』

『ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ』作曲

作風はバルトークの影響を受けていると言われる

 

1933年(16歳)国際ピアノコンクールで2位受賞。

コルトーはリパッティが優勝すると信じていたため、

結果の2位に納得できず抗議して審査員を辞任した。

その後、18歳でピアニストとしてデビューした。

 

第二次世界大戦中はキャリアの中断をし、

エドウィン・フィッシャーの援助により

スイスのジュネーブに移住し、

ジュネーブ音楽院のピアノ教授に就いたが、

1947年頃から体調を崩し始める。

晩年1947年~1950年亡くなる直前まで

精力的にリサイタルや録音を続けた。

1950年12月ホジキンス病片肺の破裂性膿瘍で死去。

 

ショパンのソナタ作品は、、、

魂が揺さぶられる演奏で涙が出そうになった。

 

死の3か月前と思えないほど活き活きとした

エネルギッシュな素晴らしい演奏だった。

 

1950年ラストリサイタルのプログラム

00:00 - Bach: Partita N.1, BWV 825
18:12 - Mozart: Piano Sonata N.8, K 310

- Schubert: Dos Impromptus D.899
32:16 * N.3
37:12 * N.2

 

41:20 - Chopin: 13 Valses
* Nº 5 Op.42
* Nº 6 Op.64 nº 1
* Nº 9 Op.69 nº 1
* Nº 7 Op.64 nº 2
* Nº 11 Op.70 nº 1
* Nº 10 Op.69 nº 2
* Nº 14 Op.Post
* Nº 3 Op.34 nº 2
* Nº 4 Op.34 nº 3
* Nº 12 Op.70 nº 2
* Nº 13 Op.70 nº 3
* Nº 8 Op.64 nº 3
* Nº 1 Op.18

 

1950年9月16日、

亡くなる3か月前に高熱に見舞われたが最後のリサイタルを行った

 

 Mozart Piano Sonata No. 8 in A minor 1mov

 

1947年3月1,4日録音 ロンドン ショパン ピアノソナタOp.58

 

1950年2月7日チューリッヒ トーンハレ管弦楽団  ショパン ピアノ協奏曲1番

 

ショパン 舟歌Op.60

 

 Zurich in 1950: 3 solo works by Chopin

0:20 Nocturne No.8 in D-Flat Major Op.27 No.2
6:24 Etude in E Minor Op.25 No.5
9:37 Etude in G-Flat Major Op.10 No.5 'Black Keys'