昭和44年頃、、
小学校がまだ木造校舎の
小学2年ころだったかな~、
1学級が43人ぐらいで、
傷だらけの木製机が2台
くっついていたかなぁ
隣の席のS田君は社交的で明るくて、
ゆったりとした口調で喋る子で
色白の女形のような美形男子だった。
ある日、
「ねえ、見て、見て!」と嬉しそうに
ランドセルの蓋を開けて、中から出てきたのは
ロングヘアの毛量豊かな女性用カツラだった。
まさか、ランドセルから黒くて長い
カツラが出てくるとは思わなかったので、
死ぬほど笑った。
それを取り出して、頭にかぶって
カツラの長い髪をなでながら、
「どう? 僕、これ似合ってるでしょ!?」
と、ちょっと女ぽく嬉しそうに言うので、
「うん、うん!似合ってる」💦
「そのカツラ、どうしたの?」と尋ねたら
「お母さんのをコッソリ持ってきた」
と言っていたと思うけど、、
うちのおかあさんはカツラなんて持ってないから
S田君のおかあさんてお洒落だな~と思った。
S田君て、サラサラの坊ちゃんカットだけど
ロングヘアが似合っていて色白できれいだった。
何しろ、学校に女性用カツラを持ってきて
被ったのは、あの子だけだったので
楽しかった思い出として記憶に残っている。
今頃、どんな人になってるのかな?
女子力高めなところが好きだったので、
オヤジ臭くなっていてほしくないなあ
🎹🎹🎹
春の小川
詞 高野辰之
曲 岡野貞一
春の小川はさらさらいくよ
岸のすみれやレンゲの花に
すがた優しく色うつくしく
咲けよ咲けよと囁きながら
春の小川はさらさらいくよ
エビやメダカや小ブナの群れに
今日も一日ひなたで泳ぎ
あそべあそべと囁きながら