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何故ヒットしたのかについての分析が
載っていて、おもしろく読んだ。
最近、私自身が1970年代からのEW&Fについて
ブログ記事にしているせいなのかな・・・・。
私は藤井風さんの音楽は、まだ今のところ
風サウンドとして完成されたところには
着地していないのではないかなと思いながら
作品を聴いているところがある。
デビュー当時からの藤井風さんの音楽の魅力は
ピアノ1本でも充分に聴きごたえのあるところで
本格的な技術を持ち、演奏も歌も安定感があって、
本物の音楽を聴かせてくれるという点にあると
思ってきた。
ピアノを弾く私自身は、そこに魅力を感じているし
本物志向で音楽をしている人達が、藤井風さんの
音楽を高く評価しているように感じる。
今、海外でヒットするかしないかよりも
藤井風さんの身体の奥底に流れるルーツ、魂、
アイデンティティだったり、何かを真似たり
実験したりを繰り返しながら実践で身に着けてきた
体験や苦しみ、悲しみなどから、これからどんな
音楽を生み出して、私たちに発信してくれるのかな
と、それが楽しみでならない。
確かに昔と違って今はデジタル時代で、
ネット情報から世界に広まるのだろうけれども
結局のところ、質の良い音楽でなければ飽きられて
多くの人の心を動かすこともできない。
藤井風さん音楽は、言葉が通じても通じなくても
何か心に強く訴えてくるものがあるのを感じて、
この音楽が好きという人が多いのを感じる。
藤井風さん音楽が時代の流れに乗り、長く
人の心に残る作品となっていくと良いなと思う。