昨日、YOUTUBEに坂本龍一さんの動画が
いっぱい並んでいたので何気なく見たら
なるほどな~・・心に響く言葉があった。
私は坂本龍一さんの作品の中では
TIBETAN DANCEが一番好きだな
2022年6月8日私記事
坂本龍一9つの言葉
1気概
僕は与えられたチャンスには挑んでいったけど
自分の背中を誰かに押してほしいと思ったことは
まったくありませんでした。
若い時には、たとえ一歳でも年上の人間は
全部敵だと思っていて、その人たちの言うことは
絶対聞くものかと思って生きてきたからです。
それくらいの気概を持っていないと、
本当に何もできないのです。
2音楽の学校
音楽の学校に真面目に行っている人には
申し訳ないけれど、ほとんどモノにならない。
演奏家や作曲家は違うかもしれないけれど
例えば音楽の世界のエンジニアなんか
どこの国でも「うわっ こいつすごい」
って人は、だいたい学校に行ってないんです
3忸怩(じくち)たる思い
100年後にも人々に聴かれている音楽をつくること
自分を漱石と比較する気はないけれど
漱石が死んだ年をとっくに過ぎてしまったことに
忸怩たる思いがある
戦場のメリークリスマス
4譜面
欧米のいわゆる純音楽以外のミュージシャンで
譜面の読み書きができる人はほとんどいません。
そんなものなくても、音楽はできるし
もともとなかったものです。
音楽自体は何万年もあるけど、譜面なんて
たかだか千年ちょっとなんです
5曲づくり
曲を作ろうと意気込んだところで
だいたい良い曲は出てこないんです。
寝ていて急に浮かんだりする
それをしっかりキャッチできるか
6創作こそ遊び
遊びは結果を求めませんし、プロセス
僕が音楽をつくるのもプロセスがおもしろいから。
子供の砂遊びみたいに、何を作ろうかと
イメージするのではなく、いじっているうちに
形になっていく、それが創作であり、
僕にとって、創作こそ遊びだと思います
TIBETAN DANCE
7大局的に見る
ものをつくっている人は、つくればつくるほど
近視眼的になってしまう。
大局的に見るのが難しくなるのは確かだと思います。
僕も実際に遠ざかったみます。
意識的にスピーカーから遠くに立って
音楽に集中しないで聴くように努力します。
8負ける喧嘩はしない
僕はやるからには、
常にうまくいくことしか考えません。
小心者というか、
石橋を叩いても渡らないタイプだから、
そもそも負ける喧嘩はしない。
失敗の可能性がちらつくものには近づきません。
9無駄な努力
売り上げを伸ばしてやろうとか、
1位になってやろうなんてまったく考えずに
作った曲が、たまたまヒットしただけ。
その前にそんな努力をした時期もあったんですけど、
それは全然実らなかった。
あれで逆に、結局、僕の場合、
そういう努力は無駄なんだ
ということを突きつけられました。
energy flow