デジタル配信は、殆ど購入していない。
何故なら消耗品音楽に感じているから。
一時的に聴いて不要になると削除できる
安易さがあるし、何かの拍子に消える。
何十年経過した時に、その曲の記憶が
どのくらいの人の心に残るだろうか・・

 

音楽は時間経過と共にあるもので

人の心に思い出を残しながら

心に落ちていくことがある。だから、

何十年経過して再び聴きたくなる事が多い。

デジタルは形として定着しないような

気がしてならない。

 

私の場合は、
人気があるから作品を買うのではなくて、
私にとってその音楽が価値のある作品と
感じるCDを購入している。

今、音楽CDは、名前の売れている

アーティストの作品だけでなく、
知人が制作した音楽作品や

ブログで知り合った方の音楽作品なども
手軽に購入することができる時代なので

以前のようにレコード屋さんに並ぶ

商品だけを買う時代ではなくなった。

また何百年も昔の音楽家の作品を

好きな演奏家の演奏を選択して購入し

自分の勉強に活用することもあるので
時には身を助ける命綱にもなる。

以前、友人と話した時に
「どんな素晴らしい内容の音楽CD作品を

制作しても、知名度がなければ「売れる」

とは別の話だ」と言われた。

その通りだと思う。

けれども、

やっぱり自分が欲しいと思った

音楽CDを手にして聴くと、

それがノーブランドであっても、
音楽の質の高さの価値を感じて

何度も聴きたくなる。

音楽ってそういうものではないのかなと

思っていて、長く聴くものだから

音楽CDを購入して大切に保管する。

だから、私には中古CDを下取りに出す

という発想がない。

今、CDはPCにコピーして聴くことは

できるけど原盤は持っていたい。
長い目で何年も聴くことができるように

しておくために。