2022年9月16日読売新聞オンライン
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見た目からはとても犯罪とは縁のなさそうな、それも素晴らしい経歴の秀才研究員が、妻の殺害容疑で逮捕された。
亡くなられた奥さんも製薬会社勤務で知り合って社内恋愛での結婚だったようで、小学生のお子さんがいるエリート一家の家庭で起きた事件だった。
当初、妻は病死とされていたのを、どうやって夫が妻にメタノールを使って殺害したと断定できたのかが興味深い事件だ。
この事件とは違う話だけれども、、
昔、音楽教室で仕事していた時に、通ってこられていたお子さんたちのママと、レッスンの待合で時間があると世間話をすることがあった。
その中で、結婚するまで製薬会社で勤めていた方がいらっしゃって、ご主人は外科医だったけれども、日ごろから体調の悪い日が続くと、ご主人から勧められた薬を服用する習慣のあると話しておられた。
市販薬や一般的に病院で処方される薬とは違い、製薬会社からの試供品薬を服用する習慣があると話しておられて、服用するほど副作用に悩まされて体調がどんどん悪くなるけれど、ご主人には話せないのでうつ病を発症しそうだと悩んでおられるという話だったので、薬物依存に陥りやすい環境があるのを知った。
製薬会社や病院勤務の家庭は、もともと一般家庭よりも製薬会社からの販売前の薬や賞味期限の過ぎた薬など入手しやすいのか、薬服用で体調を崩す話を聞いていたので、、、
この事件、よく殺人と断定できたなと驚いた。