この動画は、落馬の瞬間は消されているけれども、落馬直前にどのように走っていたのかはわかる。

 

柳田騎手は11番。

外側から馬を追い込んで前へ出ようとコーナーを曲がりながら仕掛けている時に起きた落馬事故のようだった。

 

柳田騎手の落馬直前、7番騎手が後方から中を割るように内側を走り、前に出てきて柳田騎手の後方に控えて前に出るタイミングを狙う場面だった。11番柳田騎手の近くには6番騎手も走り混みあい位置取りを競っていた。

 

最後のフィニッシュ場面では、6番は空馬で騎手は乗っていなかった。11番柳田騎手の転倒だけでなく、6番の騎手も何かのアクシデントに巻き込まれて落馬があったのがわかる。

 

少し気になったのは、柳田騎手は落馬事故の少し前に他の選手に比べて腰が浮いて上体が上がりすぎているようにみえた。

 

こういう落馬事故はショックではあるけど、一瞬一瞬を大切に生きてきて、若いけれども日本人競馬騎手として優れた戦績記録を残した人だと思う。