2022年7月9日 ABEMA

 

2022年7月9日 産経新聞

 

2022年7月9日 産経WEST

 

2022年7月9日 ヤフーニュース

 

 

中国では、日本のSPは何をしていたのか?と話題になっているそうで、私も事件が起きた時から、ずっとそれが気になっていた。

 

安倍元首相は長野に行く予定だったのが、急遽、奈良に変更になったのも不運だったけれど、常にテロが起きるかもしれない想定ができていれば、事前に計画を立てて守備を固めることもできたので、演説のあいだは何も起きないと甘く考えすぎていた点もあったのを思った。

 

NHK報道が、事件直後に居合わせた女子高生2人に取材する様子を見ていた。

「ビルの上から見ていたんですけど、、

バズーカみたいな物を持って、安倍元総理に近づく男の人が1発撃って、2発目に撃ったら白い煙みたいなのが出ていました。男の人はねずみ色のTシャツ、黄土色ぽいズボンでした」

そんなような話をしていた。

 

安倍元首相が選挙応援演説を始めて間もない時から、女子高生たちの眺めていた、ビルの高い場所からは怪しい男が近づく姿がとらえられていた。

 

この高いビルから眺めていたのが女子高生ではなくSPで、犯人の近くにいたSPに伝えられていたら、事前に犯人の行動をとらえることはできていたのだろうと思う。

 

SPも警察も誰も気づかなかったのは、誰も高いところからの監視をしておらず、警察官もSPも同じ場所に固まって大勢いただけで、警備そのものは手薄だったということになる。

 

ただ、日本の警察は現行犯逮捕しかしないので、怪しい人物を見ただけでは動けないのかもしれない。それでも、せめて職務質問くらいはできただろうにと悔やまれるけれども・・・

 

私も、時々、不審者を見かけて警察に連絡を入れると、「現行犯しか逮捕できないんですよ、事件を起こす瞬間に逮捕できるんですよね、だから怪しい人が事件を起こしている時に連絡をもらえますか?」

 

そう考えてみると、首相経験のある人物が危険な目に遭いそうな状況が起きていて怪しい人物が動いていても、気の毒だけれども、予測して逮捕することはできず、撃たれて倒れる瞬間までは現行犯逮捕できないのが、今の日本の警察なのかなと思った。

 

倒れたところで警察が不審者を逮捕して、倒れた人の人生はそこから数分前まで巻き戻して、何も起きていなかったところからやり直せるならいいけど、残念ながらそれはできない。

 

こうなると、自分の身は自分で守るしかない

 

街頭演説する人達も、自分達で防弾ガラスを用意するなどして身を守って方が良いのではないかと思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

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