昨日、ピアノの先生のところでレッスンを受けた時に

ここ最近、春日井市の新規コロナ感染者数20人台ほど

続いているのを伝えて、10月下旬の発表会について

どうなるのかを伺ってみた。

 

最初、先生は「発表会はやる予定」と言っておられた。

私も、このまま感染者数が増えなければ、なんとかできるような

気がするけれど、お盆や納涼まつり、学校の始業式など、色々

人が動くのは避けられないので、今よりも減少する予想ができない。

 

そこで、先生のところの発表会は継続していただいて、

私の生徒については、やはり30人、40人と感染者が増えれば

危険が増すので、今年の参加は取りやめさせていただこうかと

考えていることを伝えた。 参加人数が増えれば感染も起きやすい。

 

何もなければ良いけれども、その保障もない。

今よりも市内で感染拡大した状態で発表会をすることを想像してみる。

 

幼少のお子さんが多いので、ご兄弟やご両親、祖父母の方々など

親族が集まると間隔を開けて座っていただくのが難しい。

一人でも感染者がいれば、あっという間に同時に家族感染することが

起きないかが心配。ホール内の換気も、それほど良いとは思えない。

 

今までは、朝早くから夕方までリハーサルを含めて全日だったのを

リハーサルなしにして、できるだけ短時間で少人数に区切りながら

発表させるなど、やり方を変えた方が良いんじゃないかなと思ったり、、

 

ピアノ発表会当日も入り口では検温、消毒、マスクを忘れた人には

マスクの用意もしておかなければならず、建物内でも楽屋、舞台そで

客席など、様々な場所に消毒を用意したり、密にならないように

身内は親、兄弟、祖父母、どこまで招待できるのかを把握して

座席を工夫しなければならなかったり、舞台に立つまでの待機場所、

1人演奏を終えたら、必ず、椅子やピアノを消毒するなど、、

 

通常のピアノ発表会では行わなかった作業も、そのための

必要な物を購入すると、出費も増えてしまう。

 

あらかじめ、ピアノを拭く雑巾を何枚用意する必要があるんだろう?

30人の参加者があれば、色々考えると鍵盤やら椅子など

あちこちを拭くための雑巾が50枚以上は必要になりそうな気がする。

当然、使い捨て手袋も必要になる。

 

新型コロナ禍でのピアノ発表会は、早い段階から

用意周到に準備をしておかないといけないのだろうな。。。

 

また、10月下旬には新型コロナが落ち着いた状態になるにしても

これから、指導して演奏できるように仕上げるまでに一番必要な時に

思うようなレッスンができなかったり、体調を崩す生徒さんが増えれば

曲が完成しないままに10月を迎えることになる。

 

先生も、9月上旬にはプログラムやお花、記念品の注文するので

その時の状況で判断することを決めておられるようだった。

 

東京の感染者数の増加は、2週間遅れの地方とも言われるので

参考にしているけれども、見る限り減少に転じる様子もない。

それどころか、感染爆発の気配すら感じる。

 

そういう中で発表会を行おうとする場合は、

よほど計画的に感染予防対策して、集まる方々に対しても

厳格に徹底した対応をしないと、感染は避けられない気がする。

 

私自身は、現状ではピアノ発表会は難しいと思いながらも

今それを口にしてしまえば、生徒さん達は気力がなくなり

練習しなくなりそうなので、9月半ば頃までは黙っているつもり。

 

感染拡大中のコロナ禍でのピアノ発表会は、気を抜けば

集まる方々に感染させてしまうので責任重大で、

大変なことだなとつくづく感じた。