ヘ音記号の音符カード
4月半ばに入会してレッスンを受けてくれている
保育園年長組の男の子K君は、5月はリモートレッスンで
色々な事情でお休みも入ったりで、対面レッスンができなかった。
10月に発表会が控えているために、できるかぎり譜面の
読み方を覚えながら自主的に練習をして舞台に立って欲しい。
幼少のお子さんは個人差が大きいようで、1回のレッスンで
理解できる子があれば、何度話しても全く理解を示さない子もあり
それでも、発表会は待ってくれずにその日が訪れてしまう。
6月に入りようやく対面レッスンを始めたけれども、なかなか
最初からは音符が覚えられないので、何か方法はないかと
音符カードを作成して神経衰弱のようなゲーム遊びをしながら
音符を覚えさせられないかなと用意してみた。
私はいつも習い始めた生徒さんには、まずヘ音記号から先に覚えてもらう。
それには理由があって、左手側を先に覚えると譜読みの理解度が早く
同時に反射神経も育つので、指が素早く動くようになる子が多いから。
印刷用の名刺に、ただ五線と音符をマジックで書いただけのもの。
ヘ音記号で、下のド~真ん中のドまで1オクターブ分が
トランプのように各4枚ずつある。
神経衰弱をして同じ音を組み合わせながら、
何の音を集めているのかを形と音を合わせながら覚えるとか、、
自分でカードを並べた通りにピアノで音を出ししてみるとか、、
4分の3拍子は1小節に4分音符がいくつ入る?
4分の4拍子では?と、並べた音符カードを見て
実際にピアノの音に出してみたり、、、
何か色々使って遊ぶうちに自然に音符の名前を覚えてもらい
テキストの譜読みができるようになってくれると良いけど、、
楽器屋さんに販売されている、音符カードなど知育教材も
あるだろうけど、ちょっと自分で作ってみた。
実際に生徒さんがこれを使って音符を覚えてくれるかはわからない。
あんまり役立たないかもしれないけど、とりあえず実験的に
使ってみようと思う