昨日、春日井市内でボヘミアン・ラプソディの映画を観られる

映画館はないかとネットで調べていたら、去年2月頃に

春日井コロナが閉館してしまったことを知った。

 

あと市内でどこか他に映画館なかったっけ?

小学生の時に全校生徒が、年1回、小学校から徒歩で

八事町の映画館に映画鑑賞に出かけていたのを思い出した。

 

 映画館の名前は、、、ユニオン劇場だった。

 

あそこの映画館、今でもあるのかな?

そこならボヘミアン・ラプソディ上映していないのかな?

 

そう思って調べてみたら、、

とんでもない事実を知ってしまった。

 

昨日、ネットで調べたら、その映画館の情報が出ていて

今でも、その映画館は映画上映をしているのがわかったけど、、、

営業を始めた時から成人映画を上映する映画館??

 

えええええええええ~~~~!!!!

 

わたしら、小学生が成人映画上映専門の映画館で

文部省推薦映画を観てたんだ!!!!!

 
成人映画といえば、、、ピンク映画とかポルノ映画とか
そういった映画だから、小学生が入場できるハズないのに・・

 

校章入りの黄色い帽子を被った子供達が、ゾロゾロと行列をつくり

成人映画館に入ってく光景を思い浮かべるとおかしい。

 

当時からポンコツ映画館で、よく潰れなかったなと思ったら

成人映画だけ上映して生き延びているらしい・・・

子供の頃の純粋に映画の楽しかった思い出がぶち壊されて

昨日、しばらくボ~~っとしていた。

 

ナンテコッタ!

 

小学校から団体で子供が成人映画館に映画を観に行くってことは

そこに教育機関から大きなお金が流れていたんだろうな・・・

プライベートに先生達が利用していた成人映画館に

子供を映画鑑賞に連れて行ってもまったく問題にならず、

PTAの反対もなかったから何年も続いていて

昭和時代は、そんなことが許されるのどかな時代だった。

 

 

映画館のそばには公園があった。

そんな映画館の大人の事情を知らない私達は、

「あの公園は変な人が出て危ないから近づいたらいかんよ」

と大人から口うるさく言われていた。

 

この公園にどんな変な人が出るの?と、

むしろ興味本位でその公園に遊びに出かけた。

 

そうしたら、友達の一人が言うには

「わたしね、この公園で変な子見たことあるよ。

 あのね、紙を食べる男の子がいるんだよ!」

 

一同、へぇ~~~、、、

紙を食べるの?見てみたいよね~

 

益々興味深くなり、その公園で紙を食べる少年を待ち続けた

けれども、現れることはなかった。

 

子供達は、純粋に変な子供が出没すると思い込んでいたけれども

大人達は、怪しげな映画館の前にある公園には変質者が多いと

心配していたことを、40年も経った昨日知ったけど・・・

 

まあ、そんな映画館だからボヘミアン・ラプソディを

そこの映画館で上映するハズないよなぁ・・・

そこの映画館に問い合わせてみようと思っていたから

気づいて良かったんだけど、、なんか凄いショックだった。

 

結局、春日井市内にまともな映画館は一つもなくなり

生き延びたのは老朽化したピンク映画館だけで

ああ、ガラパコス化・・・ 

 

子供の頃に思い込んでいた楽しかった思い出が

何十年か経つと、ちょっと違っていることってあるんだな