今朝、神社さんが凄いことになっていた。
家の周辺の道路や参道は通学路でもある。
枝や葉っぱ、ゴミなどが散乱していて
早朝から、氏子の皆さんが撤去作業に追われていた。
昨日の昼過ぎからはゴウゴウと風の音が凄まじく
雨戸が壊れていて閉められなかったので、
窓ガラスが割れるかもしれないと心配して
古い家屋なので雨漏りもしている場所があり
室内を確認しながら過ごしていた。
その最も雨風の酷い嵐の時に、
コンコンと玄関ドアを叩く音が聞えてきて
最初は風で物がぶつかる音と思っていた。
何度も何度もしつこくコンコンと音がするので
ドアスコープを覗くと人影があり、隣家の奥さんだった。
風圧でドアも重くなるほどの時で開けるのも怖い。
「こんな嵐の酷い時に何のご用ですか?
危険ですから、家にお帰りになってください」
「回覧板を持ってきただけだから・・・」と。
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ホント、困る。
「なんで、今持ってくるんですか!!!
そんな急ぎのことじゃないでしょう!
危険じゃないですか、木が落ちてくるし
電線が落ちてくるかもしれないんですよ、
とにかく、家から出ないで下さい」
こちらも危機感を感じているので、
普段よりも語気鋭くきつめに話してしまい
悪かったと思ったけれども、
次に出てきた奥さんの言葉が、
「はぁ?耳が遠くて聞えんわ。なんだった?」
ヒョウヒョウとした顔でおっしゃる。
ノートの切れ端に、
『晴れた日に回覧板をご持参下さいませ
恐れ入りますが郵便受けに入れて下さい』
そう書いてお渡ししておいた。
「ああ、そういうことね」と
ニコニコしてお帰りになった。
今朝、再び、昨日回覧板を持ってきて下さった
隣家の奥さんにお会いしたら、今度は
「あのね~、道路が濡れてるでしょう?
ほうきで掃くけど葉っぱがこびりついて取れないのよ、
どうしたらいいのかしらね~?」
とおっしゃる。
「今、道路掃除するのをやめておけばいいですよ。
道路の葉っぱなんて気にしなくてもいいから
奥さんの家の庭掃除を優先したらいいですよ。
昨日、持ってきて下さった回覧板に書いてありましたよね
来週の神社さんの一斉清掃のこと、、、、、
だから、その時に皆さんで清掃すればいいですよ」
「回覧板ね~、ご~めんね
中を読んどらんでわからんのだわ、
何が書いたったかしらね?」
とおっしゃるけど、、耳、聴こえてるよね
遠くないじゃないの?
だったら嵐の中、命がけて回覧板を持ってくる必要あるの?
どうでもいい回覧板持って歩いて、命落としたらアホみたいだけど、
奥さんの頭の中はどういうことになっているんだろうか?
昨日、夕方遅くにご主人にも
「奥さんが嵐の中を外出するのは危険なので止めて欲しい」と話すと
「何度止めても勝手に出てくんだわ」ということで
誰にも止められない。