蓮池透氏が持論「安倍首相責任を…と叫ばなくては」
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12168-06060108/
拉致被害者家族の横田滋さんが6月5日に老衰のため亡くなられた。
蓮池透氏は、安倍首相に責任を取って下さいとツィッターで訴えたそうで
私もリツィートしようかな。。。
(この記事更新後に蓮池さんツィッターのリツィートさせて頂いた)
私自身、20歳の秋頃だったか1981年頃だったと思う、
2度に渡り誘拐されそうになったことがある。
いまだに、何故、私が狙われたのか、全く心当たりがない。
けれども、間違いなく私は誰かによって連れ去られそうになった。
それは単独ではなく、複数の組織的な人物によって行われていて
電話をかけきた人物は、貿易会社社長を名乗り50代半ばすぎの
中年男性の声だった。
待ち伏せしていた男性たちは、それよりは若い男性たちだった。
1回目の誘拐未遂は、いつも同じ短大に通う友達と空き地で待ち合わせていた。
待ち合わせ場所に向かうと、その日は友達がまだ到着しておらず、代わりに
見たことない黒塗りの車が停車していた。黒っぽい服を着た3人くらいの
男性が待ち伏せしているのが、数十m手前からわかった。
私を待ち伏せる男性たちにわかるように、大学ノートと鉛筆を取り出して
その車やナンバー、男性たちをスケッチするような仕草を始めた。
すると車の往来が激しい場所なので、私の方には近寄ってこれずに
彼らは自分達のことがわかると困るのか急いで車に乗り込んで
その場を立ち去った。
その空き地は、私と友人にとっては親類叔父の土地であって、
許可なく他人が入ってこられない納屋付の空き地だったので
明らかに全く見ず知らずの不審者だった。
そこからおよそ2分ほどの所には東名高速道路のインター出入り口があり
東名阪、名神高速もすぐに合流できる地域で、全国どこへでも逃げることが
できる便利な場所だった。 その場所で車で待ち伏せされた。
2度目の誘拐未遂はおびき出しの手口だった。
しばらくして、ある晩、家に突然、中年男性の声で電話がかかってきた。
「あなたはうちの貿易会社に内定が決定したので、週末土曜に面接に来なさい」
最初から命令口調で言われて、「内定と言われても勤める気はないので
お断りします」はっきり答えた記憶がある。
すると相手は「私は怪しい者ではないです。あなたのゼミの教授から
あなたを紹介されました。あなたのゼミの教授と私は友人ですよ、
心配だったら教授に私のことを尋ねてみて下さい。
教授からあなたを紹介されたので、あなたの待遇は一般の
新入社員よりも待遇良くしますから、給料も高いですよ。
もう内定は決まったことなので他の企業の試験を受けないように」
一方的に、そう言われたのだけれども、、、
まず短大は大学とは違って、ゼミの教室に行かなくても単位とは関係なく
研究するテーマも何もなかったので、一応、そのゼミを選んでいても
一度もゼミの教授の部屋に行ったことがないほどサボり魔だった。
その殆ど面識のないゼミ教授が、貿易会社社長に私を紹介したというだけで
ゼミ教授が、貿易会社をどう考えているのかは見当がついた。
どうでもいい相手に、どうでもいい学生を紹介した。
貿易会社が勝手に内定と面接予定日を決めて連絡を入れてきたのを
その場でお断りしたけれども、数回に渡り執拗に電話がかかってきて
何度も面接日を変えて連絡を入れてきた。
最後に電話がかかってきた時には、まったく酷い内容だった。
「あなたは面接に来なければならない。それは断ることはできないです。
その重要な面接日ですが、うちの会社の引っ越し日でもあるので、
あなたは社員として引っ越し作業を手伝わなければならないので、
必ず、その日に来るように。作業できる軽装で来るように。
来なければどうなるかわからないです」
何が何でも強硬におびき出そうとしているのがわかった。
おかしなことに、引っ越し作業を手伝えと言っておきながら
移転先については触れていなかった。
当日詳しい説明をすると言われたのを記憶している。
「どうなるもこうなるも、そちらの会社に入社する気はないので
面接日も引っ越し手伝いも伺いませんから、内定の取り消しを
して下さい」
これは何度も繰り返し話したけれども受け入れてもらえなかった。
もう1つ不可思議なことは、しきりに「内定」を口にしていたし
それに伴う書類を発送すると言っていたと思うけれども
その貿易会社からの書類などは1通も届いたことがなかった。
もちろん、合格内定通知などは一切届かなかった。
日本の一般的な企業では考えられないおかしなことばかりが
続くので、信用しろと言われても信用できるはずもなかった。
ただはっきりとしていることは、、、
その悪意のある人物たちは、大学短大などの中にまで入り込み
大学教授たちともつながりを持ち、学生の詳細な情報を調べて
彼らにとって都合の良さそうな若い人を物色していたということだった。
北朝鮮は長きに渡り、日本全国で様々な工作活動を行ってきて
その中で日本人拉致問題は起きてきた。日本政府は、それを
把握していながら何の対策も取らずにきたのではないかと思う。
私が誘拐されなかったのは、運が良かったのもあるけれども
怪しいと思う人達の様子を落ち着いて観察するだけの時間の
余裕があったからだと思う。
近づかずに、イラストで描写してから誰かに知らせようとしたり、
電話がかかってきた時も、相手の話をただ黙ってひたすら聞いて
矛盾したところを、全部メモしたり記憶してすり合わせを行い、
本当に安全な人か、危険な人かを判断する時間があり
警察に伝えようと思えばできた。
ただその時、そこまで自分の身に危険が及んでいると
気づけなかったので、のんきに何もせず放置してしまった。
あの時、車に乗せられていたら、、、、、
あの時、おびき出されて貿易会社の引っ越し手伝いをしていたら、、、
今頃、私は、この日本で今の暮らしができていたかはわからない。
私自身が拉致されて北朝鮮に連れて行かれてもおかしくなかったと
思えてならないので、北朝鮮の拉致問題は自分のことのように
重く考えている。
安倍さんが、一部の拉致被害者の方々を連れて
日本に帰国した時は小泉首相の時代だった。
あの安倍さんの姿を見て、安倍さんが首相に就任したら
きっと拉致問題が解決するんじゃないかと期待をした人は
多かったと思う。私はそう思って期待をしていたけれども
何も進展しなかった。
これほどの落胆てあるだろうか、、、
ただ拉致問題を政治利用してきたにすぎない。
私も安倍首相は責任を取るべきと思う。