去年暮れ、YPF(ヤマハピアノフェスティバル)店別選考会の課題曲を見ていたら
ショパン作品が何曲か入っていたので、演奏研究材料にして解釈をしていたら
waltzにハマってしまい面白くて抜けられない。
OP.64-1(ワルツ第6番)は、日本でも有名な子犬のワルツで
子犬が飛び跳ねてはしゃいでいるような軽快さが感じられて楽しい。
Op.64-2(ワルツ第7番)は、これが不思議な曲で左手はワルツを刻み
右手のメロディはマズルカ調で物悲しくて哀愁を感じる。
これ、最初にうっかりまるごとマズルカ調に弾いてみたら先生にド叱られた。
「ちがうでしょう!!!、あなた、これワルツのリズムの刻みよ」と・・・
Op64-3(ワルツ第8番) 第7番を見ていたら空気が重くなってきたので
息抜きで8番の解釈を始めてみたら、ああ、こういう転調の仕方もあるのかと
なんだか滑稽な感じで面白い作品で、弾いていて飽きないので
息抜きの曲として楽しんでいる。
ショパンのワルツ作品は、本当に様々な弾き方があるので
何が模範的な演奏なのかを考えると、よくわからないけれども
左手のワルツの刻み方で、その人のクセや個性が現れるのかな・・
気づいたら、コンクール課題曲の演奏研究から道草していて
なかなか本題に戻れない。
この際だから、春頃までwaltz漬けで楽しもうかなぁ