YOSHIKI、引退小室と話し安堵「またいつか一緒に音楽を創作しましょう」
ロックバンド・X JAPANのYOSHIKIが20日、自身のツイッターを更新。看護師の女性との不..........≪続きを読む≫
私も音楽の仕事をする人に引退や退職はないと
思い込んでいたので「今日で引退します」発言にビックリした。
昔、三重県志摩に「合歓の郷」というヤマハのリゾート地があり
時折、そこへ休養しにでかけることがあった。
20年以上前、合歓の郷内のミュージックキャンプのスタッフから
「小室哲哉さんて知ってますか?」と尋ねられたことがある。
当時、TMNやTRFがヒットを飛ばしていた頃だったか、
なんとなく名前を知っている程度だった。
「小室さんは高校生の頃にご両親と一緒に、
こちらのミュージックキャンプに遊びにいらしたことが
あるらしいんですよ。
エレクトーンを楽しそうに演奏していたそうで、
その頃も凄い演奏していたと評判だったんですよ。
なんでも、子供の頃にヤマハエレクトーン教室に
通われていたことがあるようですね」
ミュージックキャンプのスタッフも、周囲から話を聞いて
小室哲哉伝説として、私にそんな話を教えてくれた。
とにかく楽器を見ると、身体がうずうずしてきて
何かを演奏せずにはいられない音楽大好き少年だったらしい。
その少年が60歳を前に「枯渇してしてしまいまして」と
身も心もボロボロで何も創造できなくなったことを
涙をこぼしながら悲痛に顔をゆがめて語っていた。
妻KEIKOさんは、小室哲哉の音楽的感性に惚れこんで
ミュージシャン小室哲哉と結婚したはずなのに、
女性問題ごときで音楽を棄てろと言うだろうか?
確かに、身近でいろいろと問題が起きて不安要素がある時
音楽に集中するのは難しくなる。
何があっても動じないだけの図太く身勝手な神経がないと
辛い状況のなかでは創造したり音楽を続けるのは困難だけど
それでも「音楽家」という地位を棄てない方が良いと思う
音楽家は、公務員やサラリーマンと違って、
集団の中で上手く時代の波に乗っては生きられないので
音楽を棄てたところで、他の職業では生きていけない。
だから「音楽家は永遠に音楽家です」
というYOSHIKIの言葉の意味が理解できる。
音楽なんて無限大にあるので、まだまだ気づいていない
触れていない部分があるかもしれないのに
すでに自分の時代は終わってしまったと
決めつけるのは早すぎる。
爆発的にヒットを飛ばし始めた時から、
売れるための音楽にこだわりすぎてしまい
企業に才能を潰されてしまったかもしれない人で
反骨精神があったほうが良かった。
もう60歳になるのだから子供の頃のように
あとは好きな仲間と自分の好きなように音楽をやりたい
と言えたら幸せなのにと思う
それでも、お金持ちだから引退できるんだろうな・・
私なんて、仕事しないとお金がないから
ピアノを教える仕事を生涯ずっと続けたいと考えてしまう。