ダイアナ妃は1961年7月1日生まれ。
お元気なら56歳になっていた。
たった一瞬のスピード事故で命を落とした。
本当に美しく、薔薇のような
華やかで輝きのある女性だった。
もし、生きていたら・・・・
彼女の美貌は世界中から放っておかれるはずもなく
常に一挙一動を注目されていただろうし
安らぎのない暮らしの中で、どんな波乱の
今を送っていたのかと思うことがある。
きっと、それら全てのことをまるごと受け入れて
社会的弱者と寄り添いながら環境を改善したい、
より住み良い世の中になるようにと働きかけて
生き続けた女性だと思う。
イギリス王室の中ではスキャンダルの多い王妃だった。
けれども、平和活動のために死力を尽くし、自ら
戦地に赴き地雷撤去活動をしたり、一般市民生活に
積極的に入り込みエイズ撲滅運動を続けることで
啓発や支援活動を行った。
彼女のそういった活動によって、社会の中で
エイズに対する認識が大きく変わっていった。
穏やかな笑顔の裏に哀愁を秘めており、常に
社会的に弱い立場の人達の心に寄り添いながら
行動を続ける王妃であったので、交通事故死により
哀しみは世界中に広がった。
1996年英王室との決別後、イギリス大富豪ドディ・アルファイド
との正式な婚約を目前に交通事故で1997年8月31日死去。