今日、ファミリーヒストリーは奥田瑛二だった。
昔、父からは遠縁と聞かされていた。
そんな話は嘘だろうと思っていたら本当に遠縁だった。

ホント、うちの家系の女好きは遺伝だったか、、

私も絵や音楽は、何故か理由もなく好きで

感覚的に似ているところがあるように思う。

 

私の父が叔父さんと呼んでいた「稲垣一郎」と、...
奥田瑛二の祖母が姉弟関係にあったことを知った。

うちの父が「なんで豊が叔父夫婦に預けられることになったか
事情がわからん。養子にしたわけでもないし、、、」
それとも「戦争の召集令状を免れるために出したか?」と
いつも首をかしげながら話をしていた。

 

それが、今日のテレビの内容で豊さんを旧制中学に
進学させるために稲垣一郎さんに預けたというので、
そうだったのかと驚いた。

 

旧制中学への進学話なんて、たぶん最初から存在していなかった。
稲垣さんも墓場で寝耳に水の話で驚いているのではないかと思った。

 

飢饉などがあり厳しい時代に、気前よく成長盛りの
子供を預かる器の大きい人と聞かされていたので
安藤さん方から「稲垣一郎に騙された」と言われてしまい、
騙したと思われたままというのも不憫に思えた。

 

当時から、一族はタクシー会社、後に土建業など手広く事業を
展開していたので、進学のはずだったかもしれないけれど
立派な奉公だったと思う。

それに青年学校に通わせてもらえたなら、当時としては
ありがたいことだったと思う。
うちの父は似たような境遇にありながら中卒止まりだった。

 

父からは稲垣さんは豊さんを大変に可愛がっていたと聞いていたし、
後に、店の開店資金を出したりして協力した話も聞いていたので、
安藤さんの実家の借金が大きくなりすぎて首が回らずに、
豊さんを奉公に出したのが本当のところではないかと思った。