この1週間、インフルエンザB型で寝込んだ。
久しぶりに近所の病院に出かけたら
他の患者さんとは隔絶された部屋で
鼻の粘膜を取り、血液検査が行われて
10分程待つと、やはりインフルエンザと判明した。
今、タミフル以外にも特効薬がある。
毎食後、熱が下がるまで飲むような薬ではなくて
病院で「イナビル」という粉末薬を4本吸い込むだけ。
「イナビル」は、喉と気管支へのウイルス増殖を抑える薬で
本当によく効いたし、高熱が出ても息苦しさはなかった。
初日、2日目微熱
3、4日目高熱
最終日(6日目)まで微熱、平熱
殆ど、咳き込むことようなこともなく、
平熱に落ち着いてくると
全身の筋肉痛、関節痛なども消えていた。
ただ、鼻づまりと喉の痛みが若干残る程度。
あまり食欲がなく、冷たい物ばかり食べたくなるので
1日2回種類の違うヨーグルトを食べたり、
ネギたっぷりの納豆を食べたり
麹味噌の味噌汁を飲んだりと、、
腸内に善玉菌を増やす事だけ考えて食べていた。
凄いのは、ほとんど薬を飲まずに治ったこと。
解熱のためのとん服を飲んだ事が3回あった程度で
あとは食事と睡眠だけで治すので身体への負担が少なかった。
私、毎回、風邪を引くと必ず咳が止まらなくなり長引くので
気管支炎は持病なのかと思っていたところ、
今回のインフルエンザでは、まったく咳が出なかった。
いつも私は風邪を引くと、かかりつけの耳鼻科で診察を受けていた。
その病院は鼻にスコープを通すと、必ず「風邪ですね」と診断で
抗生物質と解熱剤にロキソニンを処方されてきた。
その抗生物質を飲むと、ほぼ間違いなく激しい咳が出て
風邪が長引くので何か月も、その耳鼻科に通院しなければならなくなる。
私は、咳の原因は抗生物質にあるような気がして
病院の医師に話したことがあった。
「そんなはずはないと思います。皆さん、治ってますから。
冬場は乾燥するから、暖かくなったら治るので問題ない」
その程度の回答しか得られず気管支炎の治療もなかった。
最近になり、2014年1月の私ブログのある記事に
「いいね」を入れて下さった人があり読み返して驚いた。
抗生物質を飲むと、腸内で作られる善玉菌の乳酸菌はなくなり
悪玉菌の「カンジダ」が増えるが、そのアレルギー反応として
気管支炎やぜんそくを起こすというものだった。
気管支炎は、抗生物質のアレルギー反応と考えた方が良い。
風邪を引くと抗生物質を求める患者も多いけれども
かえって気管支炎や喘息を発症したり
肺炎になる危険があるらしい。
私、今回はかかりつけの耳鼻科に行かなかったので
誤って抗生物質とロキソニンを処方されることもなかったし
おかげさまで気管支炎を患うこともなかったので不幸中の幸いだった。
病院の処方薬によって、病気の治りが全然違うと知った。
近頃風邪が治りきらずに、常に風邪を引きっぱなしの状態で
今まで身体が弱いのかと思い込んでいたけれども
かかりつけ病院の処方薬のせいではないかと思い始めている。