ブログネタ:夏と聞いて思い浮かぶのは?
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子供の頃、早朝に近所の公園にラジオ体操に向かう途中
どこの家の庭先にも朝顔が当たり前に咲いていたような気がする。
今も、早朝、犬と散歩に出ると色鮮やかな朝顔を見ると
その頃の懐かしさがよみがえってくる。
夕方、爽やかな風が吹いていたので愛犬と散歩に出たら
西日に照らされながら、数えきれないほどのアブラゼミが
参道の桜の木に止り喧しいほどに鳴いていた。
アブラゼミの翅(はね)に美しい緑色の線模様が入っている。
これは翅脈(しみゃく)といって、器官や神経を通して代謝を
つかさどっているものらしい。
地面を見ると、いっぱい穴が開いていて地上に這い上がってきた印が
沢山残されている。木にしがみついて羽化が始まり、やっと蝉の姿となり
何週間か鳴いて生涯を終える。
小学生の頃は、毎年、暑い夏の真っ昼間にタモと虫かごを携帯して
蝶々やバッタ、蝉など、色々な昆虫を捕まえに近所を探検していた。
住宅街に住んでいても、少し離れたところには雑木林があり、
大きな水たまりの湿地帯にはザリガニやアメンボがいたり
桑の木やら雑草が生い茂る場所に入り込んで遊んでいた。
今思えば、家に持ち帰った虫たちを世話した記憶がない。
夏になると、子供時代に遊んでいた町が懐かしくなり
どうなっているのかと訪れてみたくなることがある。